C12241(南阿蘇鉄道高森駅前) | 海水浴特急【全国保存蒸気機関車めぐり】

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全国各地470余りの保存蒸気機関車を訪ねています。現在の訪問数450機です。

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今回から中部九州保存蒸気機関車めぐりのレポートです。1機目は南阿蘇鉄道高森駅前に保存されているC12241です。


C12241
1940-7月:日立製作所笠戸製番1268 配属新潟局配置秋田区羽後矢島支区
1947-3月:東小倉区
1948-4月:豊後森区
1955-1月:鹿児島区
1973-3月:熊本区
1974-8月: 廃車
1975-12月:高森駅前にて保存


阿蘇山麓の南を行く国鉄高森線は、C12がミキスト(混合列車)を引いてのどかに走る路線として有名でした。東の小海線、西の高森線が私の中でも「高原列車」というイメージが強いです。その高森線で働いたC12241が、かつての活躍の地南阿蘇鉄道高森駅前で保存されています。今回の保存蒸気機関車めぐりのトップバッターとしてふさわしい機関車です。

もちろん高森を訪問するのは初めてです。熊本空港から阿蘇山を経由してやって来ましたが、途中かなりの降灰もあり、活発に活動している阿蘇山の存在を感じます。C12241は高森駅のすぐ脇の駐車場横にありました。この場所は駅に隣接しているので自走して来たのでしょうか?機関車の状態は、最近大掛かりな整備はされていないのかな?といった印象でしたが全体的には良好です。特に足回りは塗装されておらず、刻印も確認できます。定期的に手が入っている証でしょう。線路のバラストにも油の跡がありました。屋根付きなので車体の腐食も皆無です。ちょっと残念だったのは駐車場の裏側にあたる非公式側のナンバープレートとキャブ窓が窓枠ごとなくなっていること。目に届かないので盗難や悪戯に遭ってしまったものと考えられます。

このC12241の特徴は、国内のC12保存機では唯一の門鉄デフ装着機であること。しかしこの機関車は現役時代には門鉄デフを装備していません。保存時にC5765の門鉄デフを切詰めて取付したということで、大きさ、形状共に違和感があります。わざわざ装着しなくても良かったのでは?とも思いますが、保存時に関わった方々の思い入れがあったのでしょう。その他特徴としては、九州タンク機の特徴である炭庫の通風口やかさ上げが施されていること。通風口はキャブ内側からものぞいて見ましたが、しっかりと外気が入って来ていました。

状態の良いC12241、いつの日か阿蘇の山々を背景に再び高森線を走る姿を見たいと思うのは私だけではないでしょう。


※2015年3月13日訪問
※2015年新規訪問数 1機
※累計訪問数  357機