C122(三笠鉄道村 三笠鉄道記念館) | 海水浴特急【全国保存蒸気機関車めぐり】

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全国各地470余りの保存蒸気機関車を訪ねています。現在の訪問数450機です。

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道央の保存蒸気機関車めぐり、13機目は三笠鉄道記念館に保存されているC122です。


C122
1932-12月:汽車製造大阪製番1183 配属仙台局配置会津若松区
1933-3月:仙台区
1933-5月:一ノ関区
1933-12月:仙台区
1934-3月:秋田区
1934-12月:大館区
1938-4月:深川区
1938-10月:旭川区
1941-5月:滝川区
1943-5月:釧路区
1943-8月:追分区苫小牧支区
1950-4月:苗穂区(入換専用機)
1969-10月: 廃車
1970-4月:円山動物園にて保存
1987-9月:三笠鉄道村に移転・保存


三笠鉄道記念館には59609のほかもう1機、C122が保存されています。C122は全国で29機あるC12の最若番になります。製造後6年ほどは東北に配置されていましたが、その後30年間は北海道で働きました。

主に入換機であったC122は、他の大型機関車に見られるような北海道機ならではの特徴がほとんどありません。唯一の特徴は、炭庫上部の大型の手すりくらいでしょうか?大阪のC1238は小樽築港の入換機でしたが、スノーブラウ昇降シリンダーの装着が特徴的でした。機関車の状態は屋内ということで良好です。
しかしこちらも59609と同様、博物館レベルといったものではありません。キャブ何には各装置に案内板が付いていて、解りやすくなっています。

石炭列車などの重量編成を牽引することの多かった北海道では、小型のC12は主役ではなかったようです。C122は展示庫内の片隅で、静かに余生を送っていました。

※2014年9月6日訪問
※2014年訪問数 77機
※累計訪問数  338機