さよなら京急８１４編成

大好きな京急800形。その814編成が4月30日に運用を離脱し廃車になったというニュースが飛び込んできました。新1000形6連が完成していたので、いずれかの800形編成が離脱するものと予想されていましたが残念です。私もネット情報だけでしたのでこの目で見るまでは信じられません。しかし先週の土曜日、京急久里浜工場に行くと、廃車車両が送られる無架線地帯に814編成がいたのです。やっぱりと思いつつ、やはりショックでした。

2011年度から廃車が始まっていて、今後新1000形に置き換わる予定です。これまですでに廃車された800形編成は下記のとおりです。

801編成　2011年4月廃車（801-1･801-2･801-3+802-1･802-2･802-3）
803編成　2011年5月廃車（803-1･803-2･803-3+804-1･804-2･804-3）
809編成　2012年3月廃車（809-1･809-2･809-3+810-1･810-2･810-3）
805編成　2014年1月廃車（805-1･805-2･805-3+806-1･806-2･806-3）
807編成　2014年3月廃車（807-1･807-2･807-3+808-1･808-2･808-3）
814編成　2014年4月廃車（814-1･814-2･814-3･814-4･814-5･814-6）

このうち805編成まではすでに解体されていて、現在807編成が解体作業中です。
しかし今年に入ってからすでに3編成が廃車となってしまいました。場合によってはもう1～2編成が廃車になるかも知れません。これは大手私鉄の車両入れ替えとしても、異例のハイペースなのです。800形は昭和53年から製造が始まったので、初期車はすでに車齢が35年を過ぎ急速な入れ替えとなっているのです。

これで残された800形は16編成96両。このうち14編成84両はいつ廃車になってもおかしくありません。新1000形の増備ペースから考えて、あと5年といったところでしょう。これからも引退する800形の記録をしっかり撮って、ずっと忘れないようにしたいと思います。

※2014年5月17日撮影
※上3枚は814編成
※下3枚は807編成