和歌山~三重の保存蒸気機関車めぐり、7機目は亀山市関ロッジに保存されているC50154です。
1933-2月:三菱重工神戸造船所製番117 東京局配属配置田端区
1936-3月:小山区
1939-10月:尾久区
1943-9月:成田区
1944-3月:大宮区
1944-5月:桐生区
1950-1月:小山区
1970-7月:糸崎区
1970-10月:亀山区
1973-4月:廃車
関町観音公園へ保存後関ロッジへ移設
今回の機関車めぐり一番の希少機は、全国で6輌しか保存されていないC50です。足立、小山、焼津と訪問しましたのでここで4機目、残すは南相馬と柳井です。この154号機は最終ナンバーということと、晩年亀山区に配属された縁でこの地に保存されました。
機関車の状態は定期的に整備がされているようで良好です。しかしここも明らかに模造品と判るプラスティック製?のナンバープレートが残念です。そして驚いたのはキャブの窓枠がなんとアルミサッシ!これには本当にたまげました。よくぞぴったりのサイズに作られたものです。鍵まで通常のアルミサッシのものです。全国でここだけではないでしょうか?確かに劣化しやすい箇所、そしてC50は大型の窓なので木製枠にするのは大変だったのかもしれません。しかし産業遺産としての価値からもオリジナルに近づけてもらいたかったものです。
その他の状態は本当に綺麗に整備されていて、とても大切にされていることが判ります。
貴重なC50は伊賀の山々に囲まれてのんびり余生を過ごしていました。
貴重なC50は伊賀の山々に囲まれてのんびり余生を過ごしていました。
※2013年12月23日訪問
※2013年訪問数 211機
※累計訪問数 263機
※2013年訪問数 211機
※累計訪問数 263機