C58363(秩父鉄道) | 海水浴特急【全国保存蒸気機関車めぐり】

海水浴特急【全国保存蒸気機関車めぐり】

全国各地470余りの保存蒸気機関車を訪ねています。現在の訪問数450機です。

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今日は秩父鉄道広瀬川原車両基地の「2013わくわく鉄道フェスタ」に行ってきました。
目的はデフとナンバープレートが交換されたC58363です。


C58363
1944年2月:川崎車輌 No.2941
1949年4月:仙台区
1961年4月:長町区
1966年8月:新庄区
1972年10月:廃車
1973年5月:吹上小学校に保存
1987年3月:車籍復活
1988年3月:秩父鉄道「パレオエクスプレス」運転を開始


今回C58363には「G2タイプ」切取式除煙板が装着されました。これは1957(昭和32)年に米子機関区所属であったC58385号機に装備されたものでGの頭文字が表すように後藤工場が施工したもので、後藤デフもしくは後藤工デフなどと呼ばれる独特の形状のデフレクターです。C58385号機はこのG2デフに換装後3年ほどで釧路機関区に移転し、さらにデフレクター自体は1971(昭和46)年には五稜郭機関区から釧路に転じたC5833号機に移植されました。翌年は鉄道百年に当たるためデフレクター中央にはステンレス切り抜きの「JNR」のロゴが入れられて当時のファンの度肝を抜きましたが、その後はこのJNRマークがチャームポイントとなって人気を博しました。C5833はこのG2デフを装着したまま北海道斜里郡清里町に保存されています。また通常は形式入りナンバープレートのC58363ですが、今回のデフ換装とともに形式なしナンバープレートに交換されています。

今日は8時半頃には現地に到着したのですが、すでに100人以上の行列!10時の開場前には500人くらいの人の列が続いていました。開始後も会場内は足の踏み場もないほどの大混雑…小さなお子さんも多く最近の鉄道熱の高まりを実感しました。


※2013年5月18日訪問
※2013年訪問数 96機
※累計訪問数 148機