Ｃ５７５７（世田谷区大蔵運動公園）

今年2機目の保存蒸気訪問はＣ５７５７です。
この機関車は、近隣で最も見たかった機関車の一つです。

C5757
1938-5月：川崎重工兵庫工場　製番1921大阪局配属
1942-9月：宮原区
1945-4月：岡山区
1943年：仙台区
1949年：小樽築港区
1954-8月：御召列車牽引
移動時期不明：苗穂区
移動時期不明：岩見沢第一区
1972-9月：廃車

世田谷区内に保存中のD51272と本機は、共に地域と共生して保存されている機関車です。昨年訪問したD51272号機の傍らにC5757の紹介もされており、訪れるのを楽しみにしていました。
間近で見たC5757は、ごく最近整備されたようで非常にきれいな状態でした。おそらくかなりの下地処理をされてから塗装されたようで、塗装のむらもほとんどありません。そしてちょっと不思議だったのが火室があまりに綺麗だったことです。良く見ると火室にカバーが施されているように見受けられます。これは保存後に設置されたものでしょうか？

この57号機の特徴は正面のナンバープレートが低い位置に付けられていること。どこか愛嬌のある顔に見えますね。密閉キャブや大型のスノーブロウも、いかにも北国の機関車といった風貌です。新年からとても大切にされている保存蒸気を見れて満足でした。

※2013年1月3日訪問