D51603(トロッコ嵯峨駅・嵯峨野19世紀ホール) | 海水浴特急【全国保存蒸気機関車めぐり】

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嵯峨野19世紀ホール4両目、そして今回の関西遠征最後の保存蒸気機関車はD51603です。


D51603
1941-2月:日立製作所笠戸工場 製番1434東京局配属
1941-3月:配置 宇都宮区
1944-9月:高崎第二区
1946-1月:柳井区
1946-1月:岡山区
1950-8月:姫路第一区
1955-11月:敦賀区
1956-1月:金沢区
1962-6月:稲沢第一区
1964-1月:滝川区
1975-12月:追分区
1976-3月:廃車(国立博物館展示予定のため保管)
1976-4月13日:追分機関区火災により炎上
共永興業にて保管
2001-8月:嵯峨野駅前に展示(露天)
2003-4月:19世紀ホールに移転・保存


このD51603は第二動輪より後部かカットされた状態で保存されています。
追分機関区の火災でこのような姿にならざるを得なかったのでしょうか?
その結果国立博物館のへの保存が叶わなかったのですが、こうして一部でも残されたのは幸運だったのでしょう。
私はカットボディを見るのは初めてなので、ボイラー内部の形状がとても参考になりました。
ボイラー殻の厚みは20cmくらいあるでしょうか?これで高圧に耐えることができるのでしょう。
幾何学模様のように配置された煙管が美しかったですね。

※2012年12月16日訪問