支払いや資金繰りに不安を感じている経営者さんへ【その1】
こんにちは、小さなお店専門の経営コンサルタントの菅(すが)です。
「 今、給水待ちなのでちょっと電話できるかと思って・・・ 」
そういって、先ほどいわき市で被災されている美容室経営のEさんからお電話がありました。
「 いまなにか気になることとか不安に思うことってあります? 」
一通り今の状況をお聞きした後、そう聞いてみました。
するとEさんはこう話してくれました。
以下長くなりますので、会話形式でご紹介します。
【Eさん】
「 いや、もう少しで水道が復旧しそうなんで水が出るようになったら営業を再開しようと思ってるんですよ。 」
「 ただね、スタッフが避難で遠くに行っている子も多いんですよ。だからスタッフがこれなくても一人で営業しようと思うんですね。 」
【私】
「 そうなんですね。 」
「 Eさんは一人でも営業したほうがいいと思うんですか? 」
【Eさん】
「 うーん、そうですね。そうしたほうがいいと思います。 」
【私】
「 ならやってみるといいと思いますよ。 」
「 応援します。 」
【Eさん】
「 ところで、メルマガ読んだんですが私も「被災者支援キャンペーン」をやろうと思うんですよ。 」
※「被災者支援キャンペーン」の話はこちら
>> http://ameblo.jp/windplus/entry-10831529725.html
>> http://ameblo.jp/windplus/entry-10832038583.html
「 売上の10%を寄付しようと思うんですよね。 」
【私】
「 ありがとうございます。すごい嬉しいです! 」
「 ・・・・ん? 」
「 ちょっと待ってください。 」
「 今『売上の10%を寄付』って言いました?? 」
【Eさん】
「 ええ。 」
【私】
「 ダメです! 多 す ぎ です!! 」
「 今Eさんのお店は営業できなくて資金的に大きなダメージを受けているんですよ。 」
「 そんな状態でそんなに寄付したらお店潰れます。 」
「 だからそんなに寄付しちゃ駄目です。 」
※ たくさん寄付しちゃいけない理由はこちらも参照してください
>> http://ameblo.jp/windplus/entry-10832038583.html
「 今は少しでも多くのお金を得ないといけない状況です。 」
「 実際に営業を再開すればわかりますが、
「 こんな状況だからお客さんが異常に喜んでくれる。 」
「 こんな状況だから○○をするとものすごく受けがいい。 」
お店を開いているとそんな出来事に出会うはずです。 」
「 だからそれをいっぱい売って客単価伸ばしてください。 」
「 そして、そうやって伸ばした客単価のその一部を寄付してください。 」
「 そこまでやっても通常よりよっぽど売上は少なくなるでしょ? 」
【Eさん】
「 そうですね。きっとそうなります。 」
【私】
「 そんな状況なんですから、まずは自分のお店とスタッフを守ってください。 」
【Eさん】
「 わかりました、まだ営業再開まで時間があるので少し考えます。 」
【私】
「 ところで、ほかになにか不安に思っていることや気になっていることってあります? 」
【Eさん】
「 あとは、支払いのことですかね。 」
【私】
「 支払いと言うと? 」
【Eさん】
「 家賃とか・・・。 」
【私】
「 ああ、そうなんですね。 」
「 あとほかに何か大きな支払ってありましたっけ?借り入れとか。 」
【Eさん】
「 多少は銀行の借り入れはありますけど・・・ 」
「 あとはスタッフの給料かな。 」
【私】
「 そうなんですね。 」
「 ところで今支払いの必要なものでEさんが
『一番大事な支払いだ』
そう思うのはなんですか? 」
【Eさん】
「 うーん、そうですね・・・。 」
「 一番大事なのは・・・・・、 」
「 スタッフのお給料かな? 」
「 あと自分の生活費。 」
【私】
「 そうなんですね。 」
「 だったら家賃の支払いや銀行への返済よりも、まずスタッフの給料と自分の生活費を優先してください。 」
「 家 賃 も 銀 行 の 返 済 も 払 わ な く て も 大 丈 夫 で す。 」
【Eさん】
「 え?家賃とか払わないんですか?? 」
支払いや資金繰りに不安を感じている経営者さんへ【その2】 へ続きます。