検証:忙しい日はクレームが多いか? | 繁盛店をつくる人材育成の方法

検証:忙しい日はクレームが多いか?

こんにちは菅(すが)です。


先日、「 売上アップの前兆とは?  」という記事で、


「 忙しい日にクレームが多い 」これは当たり前


というお話しを書きました。



書き終わってふと、


「 一見それって正しいように思えるけど本当か? 」


と思ったので、ちょっと検証してみました。



モデルに使ったのはある美容院のある年のデータ。


まず、はそう来店者数の確認です。


この年のこの美容院の、1年間の総来店者数は5356人でした。


次に、忙しい日がどれくらいあったのか?

これ、考えてみます。


この年のこの美容院の営業日数は309日。

ということで、一日あたりの平均来店者数は約17.33人。


とりあえず、今回は平均より2割来店者が多い日、つまり21人以上の来店者数があった日を「 忙しい日 」と定義してみます。


「 忙しい日 」(21人以上の来店者数の日)を数えてみると、全部で95日。


1年は365日ですから、

95日(忙しい日) ÷ 365日(一年の日数) × 100 = 約26%

一年のうち忙しい日は約26%ということになります。



そして、この「 忙しい日 」95日で何人のお客さんが来てくれたかというと、2354人。

この年の総来店者数は最初に言ったように、5356人ですから、


2354人(忙しい日の来店者数) ÷ 5356人(一年間の来店者数) = 約44%


つまり、忙しい日は日数で見るとたったの26%しかないのに、来店者数は44%もあるということです。



逆に「 忙しくない日 」これを見てみましょう。

「 忙しくない日 」は、


365日(一年の日数) - 95日(忙しい日) = 270日


で、270日。


270日 ÷  365日(一年の日数) × 100 = 約74%


ですから、1年のうち「 忙しくない日 」は約74%あるということです。


一方、来店者数でみると「 忙しくない日 」の来店者数は3002人。


3002人(忙しくない日の来店者数) ÷ 5356人(1年間の来店者数) = 約56%


つまり、「 忙しくない日 」は日数で見ると1年間の75%もあるのに、来店者数でみると56%しか無いということです。



では、本題のクレームの数を考えてみましょう。


仮にこのお店のクレーム率が1%だとします。

つまり、


「 100人お客さんが来ると1件クレームがある。 」


そう仮定します。



まず、「 忙しくない日 」そんな日にどれくらいのクレームがあるか考えてみましょう。

「 忙しくない日 」の総来店者数は3002人でしたから、


3002人(忙しくない日の来店者数) × 1%(クレーム率) = 約30件(忙しくない日のクレーム数)


つまり、1年間で「 忙しくない日 」にはクレームが30件あるということです。


1年間で「 忙しくない日 」は270日でしたから、「 忙しくない日は何日に1回クレームがあるのか? 」これを計算すると・・・・、


270日(忙しくない日) ÷ 30件(忙しくない日のクレーム数) = 9日


つまり、


「 忙しくない日 」は9日に1件しかクレームがない


ということ。



次に、忙しい日にどれくらいクレームがあるか?これを考えてみてみましょう。


「 忙しい日 」の総来店者数は2354人でしたから、


2354人(忙しい日の来店者数) × 1%(クレーム率) = 約24人(忙しい日のクレーム数)


つまり、1年間で「 忙しい日 」には24件のクレームがあるということ。


1年間で「 忙しい日 」は95日でしたから、「 忙しい日は何日に1回クレームがあるのか? 」これを計算すると・・・・、

95日(忙しい日) ÷ 24件(忙しい日のクレーム数) = 4日

つまり、

「 忙しい日 」には4日に1件クレームがある

ということ。



・・・・・・ついてきてます??(笑)



はい。長くなりましたがやっと結論です。



「 忙しくない日 」は9日に1件しかクレームがない

「 忙しい日 」には4日に1件クレームがある


だから「 忙しい日はクレームが多い 」と感じるのは当たり前。


以上、「 忙しい日はクレームが多いと感じて当たり前 」というお話しでした。



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