なぜ売上の数字を気にしなきゃいけないのか?
毎度のことですが、唐突にあなたに質問です。
「 なんでお店の売上げの数字を気にしなきゃいけないんですか? 」
こんなことを、お店のスタッフに聞かれたらあなたはなんと答えますか??
これ、私もたまにコンサルティングのときにお聞きすることがあるのですが、こんなこと急に聞かれたら、結構言葉に詰まってしまうんじゃないでしょうか?
実は先日こんなことがありました。
今お手伝いをしているサロンのオーナーさんとお話しをしていると、オーナーさんの口からこんな言葉が出てきました。
「 いや、数字がいいとみんな元気になるんですよね~。 」
そうなんですよね、お店の売上げが好調でお客さんがたくさん来てくれると、それだけでスタッフのモチベーションが上がるんですよね。
そして・・・・、
スタッフのモチベーションが上がると当然接客も良くなるし、新しいアイデアも出てきたりする。
↓
当然そうなると、さらに売上の数字は良くなる。
↓
そして、またスタッフのモチベーションが上がる。
↓
・・・・以下つづく
という善循環に入っていくんですね。
だから、その話を聞いた時に私は条件反射的にそのオーナーさんにこんなことを言いました。
「 ですよね?『だからこそ売上の数字を見ることが大事なんだ!!』ということを、ぜひスタッフの皆さんに話してあげてください。 」
とね。
わかります?
ちょっと補足しますね。
私はかなりお店の数字を気にする方ですが、その一方でこんなことも結構言ってます。
「 あ~、別に数字なんて気にしなくていいですよ~♪ 」
あまり直接お話しをしたことのない方からすると、この言葉はちょっと意外かもしれませんね。
ただ、
・ 数字は大事
ってのも、
・ 数字は気にしなくていい
ってのも、どちらも本心なんですよ。
なぜかというと、
「数時は確かにとても大事」
これ間違いないです。
ただね、「数字なんか大嫌い!」とか、「数字なんてどうでもいい」なんて人に数字を見ることを強要しててもそれは、いい結果にはならないんですよね。
経営者さん本人ですら「数字なんてどうでもいい」という方も結構いらっしゃいますが、そこで働いているスタッフさんなら、さらに数字なんかに興味はありません。
スタッフさんからみると、
「 売上の数字なんかどうでもいい、それより私はもっと上手になりたい 」とか、
「 売上の数字なんかどうでもいい、それより私はもっとやりがいのある仕事をしたい 」とか、
「 売上の数字なんかどうでもいい、それより私は楽しく仕事をしたい 」とか、
「 売上の数字なんかどうでもいい、それより私はプライベートを大切にしたい 」などなど、
売上の数字なんかよりよっぽど大事だと思っていることがたくさんあるんですよ。
そして、そんな状況で無理やり数字を見ることを強要したっていいことなんてありません。
「 なんでこんな無意味なことしてんだろ・・・ 」
と、思うだけですから。
数字を見ること自体は確かに効果があることで、短期的にそれで売上が伸びることは良くあることです。
でも本人が、
「数字を見るといいことがあるんだぁ・・・。だったらちょっとやってみようかな!」
と思えないと良い形では続かないんですね。
すぐにいやになっちゃう。
さて、ここで、先ほどお話ししたサロンのオーナーさんの言葉をもう一度紹介しますね。
「 いや、数字がいいとみんな元気になるんですよね~。 」
そうなんです!
数字がいいとみんな元気になるんですよ。
もう、それは理屈じゃなくて。うれしい。元気になる。
難しいこと抜きにして、
「 今日の売上げは○○円でした。目標達成です!! 」
「 みんなありがと~!パチパチパチ~!! 」
ってなると、単純にみんなうれしいんですよ。
もちろんあなたもうれしい。
だから数字って見る必要があるんですね。
「 いい数字が出た時にみんなで元気になるため 」
このために見るもんなんです。
でもね、残念ながらそういった「いい記憶」ってのは、「いやな記憶」に比べて忘れやすいのが現実。
ですからうまくいっている時に、
「 いい数字が出た時にみんなで元気になるために数字を見ているんだよ。 」
っていうことをみんなで確認して納得しておく必要があるんですね。
「 はぁ~、また売上これっぽっちしかなかったよ・・・・。 」
そんなことを感じるためのもんじゃないんですよ数字って。
知ってましたか?
と、いうことで今日は、
「 ちょこっと見方を変えるだけで、数字は元気の素になる 」
ってお話しでした。