EM(有用微生物群)の畜産利用 国内外の研究機関による研究報告 | EM(有用微生物)の力で子供達に未来を!

EM(有用微生物)の力で子供達に未来を!

安全、安心、安価で、誰にでも増やせ、どこにでも活用できるEM微生物。

ネット上に集まる様々な情報を集めていきます。

【1】「Application Perspective of EM in farming and Livestock breeding in China」(China)
Zhao Qiguo, Li Zhengao
Institute of Soil Science, Academia Sinica, P, R, China

 通常の飼育法とEMを用いた飼育法での養鶏及び養豚における比較を行った。EMは飲水、飼料に添加された。養鶏ではEM区を用いることで、死亡率は比較 区と比べて減少し、産卵率は10%増加した。また、鶏舎内の刺激臭については41.7~69.7%減少している。
 養豚においてはEMを与えたグループは成長が早く、その生体重の増加率は平均21.2%となった。また豚舎内の臭気も減少し、ハエなども減少した。

【2】「Effect of EM on Crops and Animal Husbandry in China」(China)
Li Wei-jiong, Ni Yong-zhen, Hiroshi Uemura, Sun Qin-long
Beijing Agricultural University, Beijing, China.
International Nature Farming Research Center, Japan.
Handan Agricultural School, Hebei Province, Chian.

 養鶏及び養豚において飲水にEMを添加し、通常の飼育との比較を行った。実験は北京農業大学において行われた。結果としてEM施用区では養鶏の体重が増 え、肉重当りの飼料量は減少していた。産卵鶏においては卵の平均重量が増加し、死亡率も減少していた。養豚では平均体重が増加した。環境面においてもEM の使用により畜舎内の臭気が減少した。

【3】「Quality cow’s milk in a dairy farm」(Thailand)
Tumbon Nondindaeng district, Buri Ram Province


 EMは飲水に添加し、乳牛の体もEMによりきれいにする。畜舎もEMの希釈液で清掃する。結果として化学飼料の使用量は減量された。また生後7ヶ月後よ り搾乳が可能となり、その品質も最高のグレードAで劣化もし難い。牛の健康についても足元や口の病気は全く発生しなくなった。悪臭の発生も無くなり、畜糞 は有用堆肥化され果樹園で使用されている

英虞町の養鶏農家【4】「Healthy Hens Increase and Easier Work with Less Foul Odors」(Japan)
 「A pig farm near a residential area」(Japan)
 「Quiet cattle and no foul odor」(Japan)


 英虞町の養鶏農家では15000羽の鶏を飼育しているEMを飲水に添加し、また鶏舎内に散布することで以前に比較し産卵率、孵化率が向上し、廃棄される卵の数が減少した。
 宮田ブリーディングは住宅街近くに位置し、18棟で5000匹の豚を飼育している。EMを活用することで、臭気について苦情は全く無い。
 ミユキファームでは70頭の牛、250頭の豚、500羽の鶏を飼育しており、8年前よりEMの使用をはじめた。通常の飼料は使用しておらず、学校給食の 残渣などを発酵飼料にして与えている。EMで衛生管理を行うことで、家畜もとても落ち着いている。

ミユキファーム【5】「Extended debate on the application of the EM Bio-Technique in the farming production」(China)
Yu Lida, Li Zhengao
Institute of Citrus Science, Zhejiang Academy of Science, Thizhou, Zhejing Province

 EM希釈液の飲水及び畜舎散布により、半月後には牛のつやが良くなり、畜糞の乾燥が早くなるという効果が見られた。EM施用開始40日後には体重も通 常の飼育されている牛に比べて顕著に増えていた。養豚ではEMを使用することで、豚の食欲を増進させ、免疫力を高めるという効果が見られた。そして特に夏 場に、病気の発生が少ないという結果が得られた。