http://oishi-yasai.jp/em/より
EM農法とは －化学肥料・農薬を一切使用しません－
EMとは、Effective Micro-organismsの略語で有用な微生物群という意味です。沖縄の琉球大学農学部の比嘉照夫教授によって開発され、農業分野向けの土壌改良材として使用されるようになりました。ＥＭは特殊な微生物ではなく、自然界に生息分布している微生物の中から、抗酸化作用があり蘇生や浄化に導く有用な微生物を集めた集合体です。
こうした有用な微生物は古くから私たちの健康をささえてきました。例えば、ヨーグルトや味噌、納豆などの発酵食品は、有用な微生物の働きにより、健康にも良い保存食として親しまれています。EM農法に使用される微生物も乳酸菌、酵母菌、光合成細菌、放線菌、糸状菌など善玉菌の集まりです。これを、人間の手によって培養させ、複合微生物集団を培養液としたものを、土壌改良のために使用します。また、EM技術は多種多様な分野に応用され、悪臭や水質汚染の改善、生ゴミ処理など幅広く利用されています。腐敗か発酵か、根元の方向性を変える力を持ったEM技術は、従来とまったく違ったロジックで問題を解決することが可能です。
遠藤農園では農薬を一切使用しないことにこだわり、EM農法を早くから取り入れてきました。化学肥料とは異なり人間にとっても無害である有用な微生物の働きにより、農地が活性化され、化学肥料にたよらず土の力で農産物を育てられるようになり、農産物が本来の味や栄養価を備えたものになります。顔の見える農家として、美味しい野菜と一緒に安心・安全をお届けします。
【ＥＭサイレージ】
遠藤農園では約２０年のＥＭ農法の実績をもとに、
野菜に合わせて、もっとも効果的な農法の研究を行っております。
ＥＭ活性液、米殻、大豆殻、大豆のくず、米糠、おから
燻炭、発酵した残飯、などを使用しています。
【ＥＭぼかし】
ＥＭぼかしは野菜に合わせて、追肥などに使用します。
なたねの油カス、貝の化石、カニの殻、サバの粉末
燻炭、などを使用しています。