ただ、データはどう活用できるかが鍵を握る。日本は集約データから、対戦国のサーブレシーブで狙う選手やサーブを打ち込む場所なども絞る。渡辺氏は「多くの試合を見ていくと、おのずと傾向が見えてくる。例えば、20点以降はクイック攻撃が少ないと分かれば、守備もやりやすくなる」と打ち明ける。
選手の苦手払拭にも活用された。スパイクの成績は毎試合、全員分を一覧表で配ったが、チーム目標の数値に到達していない選手はマーキングされた。当初は「あら探し」と抵抗もあったが、次第に選手自ら、数値が改善しているかを聞きにくるようになったという。
昨年からは選手に多機能端末「iPad(アイパッド)」が配布され、利便性が向上した。真鍋政義監督は試合中もiPadを持ち、相手の攻撃パターンなどを確認。ロンドン五輪の会場は無線LANが使えなかったが、蓄積したデータを根拠に、戦術を立てた。
「小さな日本が勝つため、世界一のパーツが一つでも多くなければいけない。情報面では世界一になった」と指揮官。確かな手応えがメダルに結実した
http://msware.jp/microsoft-access-2010-p-35.html
http://msware.jp/microsoft-office-ultimate-2007-p-43.html