ゆきのした…
世の中には 何をやっても 画になる人間と やればやるほど 可笑しく 情けない 画になる人間が いると 思います。
これを、事実ととるも、小生の妄想夢絵巻ととるも、それは読者諸君の判断に委ねるところであります
主人公は、東京都に在住のMさん(31)
このMさん、生まれてこの方、恋愛にはサッパリ縁がなく、デエトと名の付く行為に及んだ事は、31年の人生で片手に余る程
挙げ句の果てに、それを揶揄され、妙な渾名をつけられました
そんなMさん、ひょんな事から麗しき女性と1日を共にする機会が舞い込みました。
Mさんは、地図好きで街に詳しい
どんな街でも大抵の道筋は把握しており、また穴場スポットもかなり詳しい
1人デエトスポットを歩き、妄想に浸り、いちゃつくアベックに歯ぎしりをするのも数知れず
今回の目的地は、鎌倉・江ノ島・横浜
いずれもMさんにとって1日の大まかなプランを立てるのは、お手のものである
準備万端、視界良好
ここで画になる人間であれば成功間違い無しである
しかし何をやっても画にならないMさんは、ここで笑いの神を降臨させる奇跡をおこす
あろうことか、予定日の数日前に東日本一帯に未曽有の大地震が発生
しかし大事には至らず、当日は自粛ムードながらも結構である
それではMさんの足取りを辿っていきませう
鎌倉では
自粛ムードの為、観光客がいつもの1割にも満たない
Mさんのお気に入りである鎌倉宮がなぜか工事中
もう一つのお気に入りである極楽寺が、滅多にやらない鳥居の付け替え作業中
江ノ島では
自粛ムードの為、お食事処・お土産屋の半分が休業中
観光スポットの岩屋が何故かメンテナンス中
綺麗な富士山を見る予定が曇天で見えない
湘南モノレールでは
Mさんの職場の近くを通る為、教え子とニアミスしないかと緊張
横浜では
自粛ムードの為、中華街に殆ど人がいない
店舗も休業中が多い
関帝廟が閉鎖
夜景を見ようするも、節電で殆ど明かりが無い
ベイブリッヂも真っ暗
オマケに雨が降ってくる
季節はずれの寒さ
中華街で注文したハイボールが、想像を遙かに越える濃さで酔いが廻る
これが笑いの神の仕業でなくしてなんであろうか
画になる人間であれば、例え多少の不運が重なっても、それを補って余りあるムードを醸し出すのであろう
そして、赤レンガ倉庫の隣にある、穴場の静かな公園で愛を語らうであろう
しかしMさんのような画にならない人間は、連鎖が連鎖を呼び、ぷよぷよの如く計画が「はよえ~ん」と水泡と化し、どうにも止まらなくなる
おそらく殆どの女性は怒りにうち震え、平手打ちの数発でもお見舞いしなければ気が済まないであらう
そして節電の為、灯りの消えた雨の赤レンガ倉庫にMさんは1人佇み、真っ暗な観覧車と、真っ暗な海を見つめ、雨とも涙ともつかない汁でその頬を濡らすであらう
この違いは何なのか…
画になる男はどこまでも画になり、画にならない男は、どこまでも情けない…
それでもMさんは生きていきます
いつか画にならないくらいの画を紡ぎ出すその日まで…
そんな妄想夢絵巻…
今日の一言
「止まない雨はありません
出口のないトンネルもありません
涙で濡れた峠のトンネル、越えればそこには虹の橋…」
これを、事実ととるも、小生の妄想夢絵巻ととるも、それは読者諸君の判断に委ねるところであります

主人公は、東京都に在住のMさん(31)
このMさん、生まれてこの方、恋愛にはサッパリ縁がなく、デエトと名の付く行為に及んだ事は、31年の人生で片手に余る程
挙げ句の果てに、それを揶揄され、妙な渾名をつけられました
そんなMさん、ひょんな事から麗しき女性と1日を共にする機会が舞い込みました。
Mさんは、地図好きで街に詳しい
どんな街でも大抵の道筋は把握しており、また穴場スポットもかなり詳しい
1人デエトスポットを歩き、妄想に浸り、いちゃつくアベックに歯ぎしりをするのも数知れず
今回の目的地は、鎌倉・江ノ島・横浜
いずれもMさんにとって1日の大まかなプランを立てるのは、お手のものである
準備万端、視界良好
ここで画になる人間であれば成功間違い無しである
しかし何をやっても画にならないMさんは、ここで笑いの神を降臨させる奇跡をおこす
あろうことか、予定日の数日前に東日本一帯に未曽有の大地震が発生
しかし大事には至らず、当日は自粛ムードながらも結構である
それではMさんの足取りを辿っていきませう
鎌倉では
自粛ムードの為、観光客がいつもの1割にも満たない
Mさんのお気に入りである鎌倉宮がなぜか工事中
もう一つのお気に入りである極楽寺が、滅多にやらない鳥居の付け替え作業中
江ノ島では
自粛ムードの為、お食事処・お土産屋の半分が休業中
観光スポットの岩屋が何故かメンテナンス中
綺麗な富士山を見る予定が曇天で見えない
湘南モノレールでは
Mさんの職場の近くを通る為、教え子とニアミスしないかと緊張
横浜では
自粛ムードの為、中華街に殆ど人がいない
店舗も休業中が多い
関帝廟が閉鎖
夜景を見ようするも、節電で殆ど明かりが無い
ベイブリッヂも真っ暗
オマケに雨が降ってくる
季節はずれの寒さ
中華街で注文したハイボールが、想像を遙かに越える濃さで酔いが廻る
これが笑いの神の仕業でなくしてなんであろうか
画になる人間であれば、例え多少の不運が重なっても、それを補って余りあるムードを醸し出すのであろう
そして、赤レンガ倉庫の隣にある、穴場の静かな公園で愛を語らうであろう
しかしMさんのような画にならない人間は、連鎖が連鎖を呼び、ぷよぷよの如く計画が「はよえ~ん」と水泡と化し、どうにも止まらなくなる
おそらく殆どの女性は怒りにうち震え、平手打ちの数発でもお見舞いしなければ気が済まないであらう
そして節電の為、灯りの消えた雨の赤レンガ倉庫にMさんは1人佇み、真っ暗な観覧車と、真っ暗な海を見つめ、雨とも涙ともつかない汁でその頬を濡らすであらう
この違いは何なのか…
画になる男はどこまでも画になり、画にならない男は、どこまでも情けない…
それでもMさんは生きていきます
いつか画にならないくらいの画を紡ぎ出すその日まで…
そんな妄想夢絵巻…
今日の一言
「止まない雨はありません
出口のないトンネルもありません
涙で濡れた峠のトンネル、越えればそこには虹の橋…」