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新竹商店さんは創業明治28年で114年の歴史のある老舗で三重県に残る唯一の駅弁業者さんです。
また、元祖特撰牛肉弁当は紀勢本線が全通を祝うイベントとして二代目社長さんが構想1年をかけて、地元松阪牛を使った駅弁を誕生させました。
発売前、牛肉は冷めると固くなって風味が落ちるのと、松阪牛は高価な食材なので駅弁にするのが難題でした。
試行錯誤の末に二つの問題を解決して、紀勢本線の全通の昭和34年7月15日に日本初の牛肉、しかも松阪牛の駅弁「元祖特撰牛肉弁当」の初売りが実施されました。
発売当時の価格は150円で全国で一番高い駅弁でした。
ところで、現在の「元祖特撰牛肉弁当」は「松阪牛」でなく「黒毛和牛」と記載してあります。
これは平成14年8月に松阪市農林水産課による松阪牛個体識別管理システムの導入で「松阪牛」の判定基準がたいへん厳しくなり駅弁に使用の牛肉は「松阪牛」の名称をはずして「黒毛和牛」となっています。
しかし、使用している牛肉は発売当初とは変わっていないそうです。

ちなみに、大井川鉄道で平成19年9月8日まで走っていた蒸気機関車C12 312は新竹商店の旧ドライブインあら竹に展示されていた機関車です。
二代目社長の時に旧国鉄から経営再建計画で売りに出された機関車を駅弁屋として機関車にご飯を食べさせてもらっているようなものだと恩返しのつもりで購入されたそうです。
その後、大井川鉄道から譲ってもらいたいと打診があり奇跡の復活をして活躍していました。

また、現在の社長さんは四代目で元女優さんです。
NHK大河ドラマに出演した経歴を持っていますよ。