照りつける太陽とさわやかな風と
朝起きて食事をして
いよいよ仕事。
まぶしい太陽の光が
ホテルのまわりの
熱帯の木々を照らしている。
赤や紫の鮮やかな花も
勢いを増している
感じだ。
原色の花の色が
目に飛び込んでくる。
私につく運転手たちは
古風なデザインの真っ白な制服を
きている。
真新しいトヨタのカムリに乗りこむ。
ドアをかいがいしくしめるひげを蓄えた
男も訛りのある英語で
「HAVE A NICE DAY、SIR」と
微笑む。
高原都市でとにかく日差しが強い。
白い制服がまぶしいくらいだ。
旧式な丸みを帯びたデザインの
黒と黄色のタクシーやバイクが
洪水のように走っている。
きらびやかなサリ―をまとう
女たちが
あるものは出社のためのカバンをもち
あるものは頭に買い物のかごをのせて
衣装の裾を風になびかせて
歩いている。
白昼夢のような、でもどこかで見たような
既視感を覚える奇妙な感覚。
今、時代はいつなのか、自分がなにをしに
ここにきているのか、一瞬忘れてしまう
不思議な力に、この街は包まれている。
