台湾紀行④むかしがたり
この旅で
心に深く残った傷がある。
それは・・・
台風一過のなか
遠東航空(いまあるのか?)
の
台北(松山)-花蓮
をB737で飛んだときだ。
チャイナドレス風のCAがのっていたが
これが激しいタービュランスで
配られたブリックパックのジュースが
天井に跳ね上がるほどのBUMPYな
フライトだった。
あの恐怖は一生忘れない。
花蓮についたときの
輝く太陽が忘れられない。
腰を抜かして立てない日本人の
おばさんがいた。
機内は阿鼻叫喚で
「わー!」「きゃー!」の連続だった。
その後のタロコ峡谷の
灰色の水、断崖も印象的だったが
少数民族の高砂族だったか、
きらびやかな色づかいの
衣装も覚えている。
あとから思えば
同じ路線、同じ航空会社、同じ飛行機の型で
作家の向田邦子が亡くなっているのだ。
それをきき、さらに恐怖感が倍増した。
