
もうすぐ七夕。
短冊、どんな願いを書きますか?
カウンセリングをしていると、織姫と彦星の話を、つい夫婦に重ねてしまいます。
あの二人は、会いたいのに会えない。
でもうちに来られるご夫婦は、逆。毎日会えるのに、気持ちが遠い。
同じ家にいて、同じ食卓について、それなのに心が通じている実感がない。
会えない切なさより、こっちの方がしんどくないですか。すぐそこにいるのに、って。
でもね、あいだの川(天の川)の存在自体は、誰のせいでもないんです。
育った環境が違えば、物事の意味も、考え方も感じ方も、気持ちの出し方も、家族との距離も違う。
ただ、川が流れている。それだけ。
しいて言えば、昔あった橋や舟が、いつの間にか流されただけかも。
私は、川を無理に消さなくていいと思っています。
夫婦は絶対に同じ岸辺に立たなきゃ、なんて思い込みも、国際結婚にはいらない。
まあ、別居も離婚騒動も繰り返しながら30年越えの私が言うので、それなりに説得力あるのではないかと(笑)
(あとがき)
そういえば、この時季恒例。
ここ数年ボランティアで、七夕コミュニティイベントを企画から運営までやっています。
たくさんの国際結婚のご家族に会えて、一緒に笹を飾って、短冊を書いて。
家族で来て楽しんでいる姿を見ると、こういう時間を過ごせる人が、もっと増えたらいいなと思う。
来たくても来られなかった人、夫に声をかけるのをためらった人も、きっといる。
来年は、その人たちも来られたらいいな。
そんな願いを、自分の心の短冊に書きました。
