不幸なクローバー

三大ない

日常生活の中で、私たちは「赦せない」「信じられない」「あり得ない」といった言葉を気軽に口にします。これらの言葉が、私たちの心に影響して幸せを遠ざけているとしたら?

以前も書いたけど・・・「不幸言葉使ってない?」

私の経験からも、これらの「ない」を口癖にしてしまうと、夫婦喧嘩が頻発し、幸せや好運は遠ざかる可能性がかなり高いです。
つまり、夫婦に問題を抱えている人たちは多くは両方又は片方がこの口癖を持っている人が多いということ。

今回は、これらの言葉がもたらす影響と、幸せや好運をもたらすコツについて考えてみたいと思います。

「赦せない」の心理

「赦せない」という気持ちは、私たちの心に重い荷物を背負わせます。誰かに裏切られたり、傷つけられたりした経験があると、その相手を赦すことができず、心の中に怒りや悲しみが残ります。この感情は、私たちの心を閉ざし、他の人との関係を築くことを難しくします。

しかし、「赦せない」と思うことは、実はトラウマになり自分自身を苦しめることにもつながります。赦すことができれば、心の中に平安と余裕が生まれ、あらゆる人や物との関係がより良いものになります。たとえば、「赦したくないし、今は赦せる気がしないけれど、いつか赦せたらいいな」と考えるだけでも、心に幸せが入り込む少しの余地を作ることができます。

「信じられない」の罠

次に、「信じられない」という言葉について考えてみましょう。信じられないという気持ちは、人との関係を築く上で大きな障害となります。信じることができなければ、相手とのコミュニケーションが難しくなり、誤解や対立を生む原因となりますが、誰もが自分が信じられないのは100%相手のせいだと思っています。傷つくのを怖れる心の裏返しでもあります。

もちろん明らかな詐欺を信じることはないですが、人は誰も間違えたりミスしたりします。仏の顔も三度までは日本だならではの言葉ですが、それは大きな過ちのことです。小さな過ちをいちいち数えあげて、不信感を募らせることが、円満や幸福を惹き寄せるわけないのは、何となくでもわかりますよね?

「信じられないけど、信じれたらいいかも、信じたられたらいいな」と思うことで、少しずつ「信じること」「信じることに過大な期待を抱いて、裏切られたと傷つかない自分」への扉を開くことができるかもしれません。信じることは、相手との関係を深めるためと自分を信頼することへの第一歩です。

「あり得ない」の思考

「あり得ない」という言葉も、私たちの思考を制限する要因となります。何かを「あり得ない」と決めつけてしまうと、新しい可能性を見逃してしまうことがあります。たとえば、挑戦することを恐れたり、自分の中の限られた情報や経験だけで「そんなことはあり得ない」と思ってしまうと、自分の成長のチャンスばかりか、あらゆる可能性を逃してしまいます。

「あり得ないことはあり得ないかも?」と考えることで、少しでも可能性を広げることができたら良いですね。自分の思考を柔軟に保つことが、人生を豊かにする鍵となります。

ポジティブな変化をもたらす方法

では、どのようにしてこれらの「ない」を克服し、ポジティブな変化をもたらすことができるのでしょうか?まずは、自分の感情を素直に受け入れることが大切です。「赦したくない」「信じられない」「あり得ない」と感じる自分を否定しなくてもいいです。その癖や思いの存在を認めることから始めましょう。

次に、少しずつ溜まっている「3大ない」を捨てて、心の余白を作ることを意識してみてください。たとえば、日記を書くことで自分の気持ちを整理したり、信頼できる友人に話を聞いてもらったりすることは効果的です。また、カウンセリングを受けることも一つの手段です。専門家のサポートを受けることで、自分の感情をより深く理解し、不幸な関係や家庭になる前に解決の糸口を見つけることができるはずです。

プロの手を借りることの重要性

一人で抱え込むことが難しい場合、プロの手を借りることはとても有効です。カウンセラーは、あなたの気持ちを理解し、癖になっている思いこみや認知を変える適切なきっかけを提供してくれます。自分の感情や本当の望みを整理する手助けをしてもらうことで、心の中に余裕が生まれ、ポジティブな変化を促すことができるでしょう。

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コップが満タンなら奇跡が入る余地がない
奇跡が起きる余白を作ることの大切さ

最後に、奇跡が起きる余白を自分の中に作ることの大切さについて考えましょう。
あなたは奇跡は信じますか?信じられない?あり得ない?

無条件の愛や信頼は、現代社会では奇跡に感じるかもしれないですね。しかし、心の中に奇跡が入り込む余地があることで、奇跡が起きる可能性は広がります。

「赦せない、信じられない、あり得ない」といった言葉を口癖にするのではなく、「赦したくないけど、赦せたらいいよね」「信じられないけど、信じれたらいいな」「あり得ないことはあり得ないかも?」と考えることで、心に余裕と奇跡の入り込む余地をつくり、幸せでラッキーな未来を引き寄せ(惹き寄せ)ましょう。

まずは「3大ない」をできるだけ排除して、奇跡が起き、好運が訪れるスペースを残しておくことが、私たちの人生をより豊かにしてくれる、それが私の実感です。

(あとがき)
これは、主に個人の幸せや幸運を左右しますが、夫婦と家族の三大ないもありますよ。
次回はそれを書く予定。

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