とあるセッションで。
私「では、○○さんの理想の結婚や夫婦像を教えてください」
*動画でも撮ってみました。
理想の結婚生活像や夫婦像を描いてください。
さあ、これを読んでいるあなたも手を止めて書いてください。
この新郎の親指の爪が長くて気持ち悪いんですが・・・💦さて、
ありがとうございました。
うん、うん、素敵な理想像ですよ。(だいたいわかる笑 理想像は素敵なもの)
誰が夫だったとしてもあなたの理想の結婚生活が変わって良いわけではないですよね。
ただ、
驚きの事実として、相手にも相手の理想の結婚生活像や妻像があります。
え?知ってた?
夫婦二人の理想のすり合わせができて円満夫婦なので、全てがどちらかの理想通りになる必要はないのです。
(相手の理想は無視して自分の理想通りにしようと思うから、それに向けてあなたが一生懸命に努力するから余計にモヤモヤしたり口論になるとも言えます)
まずは話し合う土台=できれば白いカンバスが必要です。そのうえに各々が描くのが理想の夫婦や家庭です。結婚前の理想をすでに描いたカンバスを合成しているのがありがちな結婚かもしれませんが。
出来上がった作品がピカソになるかモネになるかはわかりませんが、コラージュ作品としてまとまっていれば良いじゃないですか。
でも、好き勝手に相手の描いたものを自分の絵の具で上塗りしあってできた作品はどうなるでしょう?
先ほど書いてもらった理想の中には、現在のパートナーに対する不満や批判と言うか皮肉も入っていると思いますが、それを批判や皮肉にせずにお互いに伝えられればとても建設的な話し合いができます。
普通はそれが難しいので夫婦カウンセラーが中に入ったりしますが、いずれカウンセラー無しで二人で話し合えるようになるよう訓練するのもカップルカウンセリングの重要な役割です。
逃げか最善の選択か
それをしたくない、面倒くさいと思うなら向き合わずに逃げていることになるかもしれません。
でも、自分の人生ですからね、最終的に逃げるのもOK。
あまりにも辛ければ逃げる前にちょっと休暇をとるのも有りだと思いますよ。
私は2回長期休暇⁉(別居ともいう)をとりリフレッシュしました。
今あなたが辛いのは彼のせいなのか、自分の考え方やスタンスのせいなのかをはっきりさせてから別れることにしたらどうでしょう?
それなら「逃げ」とは呼ばないと思います。
それは、あなたがその時に取れる「最善の選択」をしたまでです。
あなたはベストパートナーと結婚したわけではない
結婚したからと言って魔法のようにお互いにとってベストなパートナーになるわけでもなく、もちろん、ソウルメイト云々とか赤い糸で結ばれたから何も問題がないというわけでもなく、一緒に自己成長しながらだんだん良いパートナーになっていくのが夫婦です。
わたしは結婚は、一緒に自己成長ができるだろう組み合わせを神様だか宇宙コンピューターだか高次元アプリだかがはじき出してくれた故の縁(マッチング)だと思います。
1%くらい(感覚的に)は不思議に(前世の縁?)何の問題もない一生仲睦まじいカップルというのも聞きますけれどね。金婚式を笑顔で迎えるような夫婦だって前半はすり合わせに苦労したはずです。

逃避か自己成長か?
話し合いをして、相手も同じような努力や訓練をする意志があるのにも関わらず、自分からギブアップするのは逃げていることになるかもしれません。自分を無理に変える必要はないのですが、成長も変化です。ありのままでいることに自己成長を含めるか否か、自分で選べます。
自分はこのままが良くて、自分もパートナーのそのままを受け入れられるなら、いずれ倦怠期というか、もうお互いが家具のような存在になる日はやってきます。それはそれで楽な関係でしょう。
どこかの時点でどちらかが浮気するかもしれませんけれど、それも人生のスパイス?
いえいえ、それは自己成長に目覚めてしまったからかもしれません。
自己中か自己成長か?
自分はありのままでいたいが、相手のありのままは受け入れたくないのは、我儘自己中ですよね。
でも、指摘されるまで気が付かない方はとてもとてもとても(3回言った!)多いです。
自分の人生、自分が主役、相手はわき役?お互いそう思ってたら、どんな舞台になるのでしょうか?
主役が二人いる舞台ではどんなストーリーやパフォーマンスが繰り広げられるのでしょう?
お互いに自分がこうなのに相手がどうこうと言っているカップルは、比較的若い結婚3~10年以内が多いです。
それがこじれて離婚になりますが、自己成長していなければ再婚しても同じです。
一人で生きる選択肢もある
相手にだけ自分のありのままを受け入れてもらおうと何回も結婚した挙句に、ひとりなら自分だけが自分を受け入れればいいことに気が付いてやっと楽になる感じ(笑)
早めに気付くならそういう人生も悪くはないと思います。
子供がいない時や逆に子供が成人してからならそれも有りでしょう。
それでも一人は寂しいと思うなら、自己成長のパラダイムシフトを早めにどうぞ。
動画セミナー001(4月21日までイースター春割中の3036円)に含まれています。
くれぐれも、独りは寂しいからって子供を自分の都合の良いように伴侶やペットの役割にしないでくださいね。

