ポセイドン「ゼウスやヘラが

最高級の自分でいよ

といっても


そもそも


そもそもだ

そもそも最高級の自分がわからないようだ


正直、ワシは驚くぞ。

最高級の自分がわからないでどうやって生きているのか


まあ、わからないものは仕方ない


わからないなら
己の内に入るがよい

なにが自分にとって最高級なのか
よくよく内を見ればよい



しかし、ここでも
最高級の自分が分かりません
教えてくださいというものがいる
 
ワシたちは内に入れと言うが聞かんのだな、これが

それか
カンニングをしたいのか


よいか

ワシらは委ねよといった
助けて欲しいなら助けを求めよとはいった
しかしな
カンニングOKとはいうとらんぞ


だいたいだぞ

ワシらに

あなたの最高級は
このような貴方です
と言われて信じるのか?

ワシらが嘘言ってたらどうする?
いや、嘘はいわんぞ
言わんがな

己のことは己で探るしかない
そのほうがより実感出来る

それになにより
肉体持った意味が無いでは無いか


自分で体験して知るために肉体持ったのに
全部カンニングしては意味が無い


己の闇まで
こちらになんとかしてくれというものもいる

何度もいうが
ワシらはサポートはする
助けるぞ
いつでも助けをもとめよ

しかし、あくまでもサポートだぞ

それに取り組むのは本人だ

ワシらは代われない


己の闇は己でなんとかするしかない
最高級の自分はおのれで探し出すしかない

そうであろう?


自分で自分のお守りが出来ないのに
人のお世話など以ての外よ




自分で自分を探るから楽しいのだ
それを全権を他人に任せて楽しいのか?
人に任せていいのか?

ワシはそれが不思議なのだよ


何故そんなに
人任せなのか
何故そんなに
自分で自分の世話が出来ないのか

何故そんなに内を頼らず外にばかり目をやるのか


ワシは不思議なのだ