ポセイドン「これは圧巻。
男神が美について語らかに語るとは
圧巻なり(満足気)
女神が美を語るだけでなく
男神も語るとは
そう
神と美はきってもきれない。
もうあまり残っていないが
ワシがいたギリシャにいってみよ。
神殿が多少残っている
あれを見よ
あれが美でなくてなんだというのだ
あの神殿を作ったものの魂が美しいから
あのようなものが生み出されたのだ
それに気づけ
美とは一人一人のものであるし
遠いものでは無い
切り捨てるものでは無い
むしろ、日常にあるもの
みなはわかっておらんな
美がなくては死ぬぞ
魂の美がなくては死ぬぞ
よいか
美を甘く見るでない
そして、我ら男神が美について語っていることに注目せよ