アポロ「宇宙が自分であり
自分が宇宙であるなら
宇宙にあるもの、己の中にあり
己の中にあるもの、また宇宙の中にあり
宇宙とは全てを内包するもの。
どの神話も最初は混沌とした状態であったということになっている。
全てがあったのだ。
宇宙には全てある。
そして、それが
わけられた。
天と地
光と闇
己に帰る旅とは
そのわけられる前に戻る旅。
全てを内包していた自分に戻る旅。
全てを内包していたと気づく旅。
これではなくあれ
あれではなくこれ
でもない。
あれもこれもそれも
いや、それ以外も全てだということに気づく旅。
本当の自分は何者か
気づく旅。
それは知からはやってこない。
知とは無縁のところにある。
故に、地上の安易な知から離れよ
真実に近づきたいなら
己の中に入るのだ