ガッツポーズの是非と「WEB WindSurfer」のプレオープン | 東京ベイ・ウインドサーフィン・ブルース

東京ベイ・ウインドサーフィン・ブルース

東京ベイ最深部・検見川浜のほぼ定点観測記。観測者はNPO法人日本プロウインドサーファー協会登録会員Sail No.J45畔上昭仁。

先般の朝青龍のガッツポーズ、話題になっています。


今の時代、ああいう表現に見る者は慣れているので、
「違和感がない」という人も少なくないでしょう。

けれど、ガッツポーズの歴史は以外と浅いのですよ。


日本で初めて公然とガッツポーズをしたのは
巨人のクロマティだっったと記憶しています。
ホームランを打ち、1塁ベースを蹴って2塁へ向かいながら
拳を天高く上げるポーズは、それまでの日本のスポーツ界にないパフォーマンスでした。


「なぜ?」


と感じる若い人もいるかもしれません。

それまでの日本人は、勝ったからといって
それをひけらかし、勝ち誇る態度ははしたない…さらに、
時に敗者をも傷つける行為でもある、とされてきたのです。


東京オリンピックで、柔道で優勝したオランダ人のヘーシンクは
決勝で勝った瞬間、客席に向かってなんども「なにかを制するように」手を振っています。

それは、勝利に歓び、ヘーシンクに駆け寄ろうとするオランダの関係者を制する態度でした。

日本の柔道を学んだヘーシンクは、オランダ人でありながら、勝者が示す態度をも「日本の美学」で表現したのです。


それが45年前の話。


クロマティのガッツポーズ…1985年ころまでは、その精神はあったと思います。

その後、バブルの熱狂を経て、弱肉強食原理主義が世に広まり、今や、相撲の力士が勝ち誇った態度をとっても違和感のない時代になりました。


それがよいのか、わるいのか、わたしにはわかりません。

たまたま、今日、見ていたテレビで、ヘーシンクが仲間のガッツポーズを手で制するシーンを見て、忘れないうちに書いておこうと思いました。


ところで、廃刊になった雑誌「ウインドサーファー」に代わり、「WEB WindSurfer」がプレオープンしたようです。
わたしの歌(もうみんなの歌か…)も載っています♪


URLは http://windsurfer.co.jp  です。