そんなおりスタッフの一人が奈央のホームを辞めることになった。

奈央の次に若い伊藤が今よりも給料のいい職場に行くとのことだった。

そのため、あえてアザの虐待を免れた津村がかえって来ることになった。

奈央は辞めることを相談するために、室井に相談したがいつもの通りの人がいないからね。とあやふやな答えで、解決できないため、高田に連絡をした。

高田は、いつものように「何、どうしたの」などとフレンドリーに話しをしてきた。

奈央はもうどうなってもいいや。とのことで、高田の巧みな魔術にあえてかかり今の職場での、自分の立場と、それに加えて自分を敵視している津村
が戻ってきたらたまらないこと、
また磯村がもしかして高橋さんに虐待をしているかもしれないことを堰を切ったように話した。

高田からは意外な答えが帰ってきた。

「知ってるわよ。三階のスタッフが本社に電話をしてきたもの。それに、津村のことも三階のスタッフからね。」

奈央はなぜ知ってたのなら何か対処しないのだろうと思ったが高田の方からあえてこの件は今考えているから、(# ̄З ̄)ちょっと頑張ってもらえない?と優しく諭され奈央は頷いてしまった。