右麻痺のある甲田さんが、夜間帯に転倒したと申し送りで、された。
福島の夜勤であった。
福島は、「なんで動こうとしたの。ちゃんと声をかけてくれないとだめじゃないの。」と怒っていた。
甲田さんは黙って答えなかった。
認知症はあるが、大体のことは理解しているため、夜間帯にいろいろなことがあったのだろう。
福島は帰りがけに、もう一度、「こんなことあったらこっちが困るのよ。ただでさえあなたは力がいるんだから。」と念押しに甲田さんにいい放った。
甲田さんは麻痺かあり、しっかり言葉に発音できないが、「ふぃまへん。(すいません)」と言葉を発した。
スタッフの土井は「どうせ甲田さんを焦らすようなことをいったんだろうね。いつものことだけど。」とあきれていた。
奈央は思ったここもやはりおかしいと。