車検前にメインワイヤハーネスを交換し、パワーダイナモも投入してさあ発進と行きたかったんですが……車検には受かったものの〜
T子さんの調子がイマイチ。
コールドスタート時、右シリンダーがなかなか温まらない。
ごく最初にチョーク使用時に、チョークレバーに吹き返しの衝撃とパンパン〜とアフターファイャも。
騙し騙し走らせると5分ほどでボコつきやパンパンはなくなり綺麗に吹けるようになる。
10㌔ほど走った。油温は60度とまだ適温ではないが、不快な症状は見られない。
プラグを見る。
右が真っ黒だ。左も煤けてはいるが電極付近はキツネ色🦊だ。
アップにすると真っ黒というわけでもなさげだが…
両方ともこうだといいんだけど、まああのボコつきやパンパンだから当然の印だ。
ウチのT子さんは、シングルコイル同爆フルトラ仕様に変更してあり、ケーブル、キャップも新しいので、電気系統が原因ではないと思う。
圧縮は左右共に十分あり、バルタイも正常。なのでやはりキャブが原因かと。
このⅠ型は2本の独立ワイヤーで左右を動かすタイプで、同調が狂いやすい。同調をとった上、ワイヤーの角度等が大きく変わりズレが出ないよう経路を見直し、固定もした。それでも燃調がこれだけ違う。
T子さんの車歴(ヒストリー)を見ると、私のところに来る以前、右キャブの調子が出ず、右キャブは融通していただいたものがついているという。
私の手元で8年目。ずっといい調子だったが、右キャブが調子を崩していることはほぼ間違いない。
実はオクで純正キャブの中古を確保してあったことを忘れてた。右をOHし予備キャブとニコイチにするか、予備の状態も見て判断することにした。
また報告します。