年に1度の大仕事がこのお祭です。かく言うわたしも、東京生まれのよそ者なのに、お祭の当番を仰せつかり、2年間の任期を勤めました。私の住む地区は、住民みんなが非常に親しい(人間関係が濃い)、親戚みたいな感じ。だからこんなお祭ができるのかもしれません。
最初の写真は、白木のみこしを立てて、若者たちが支える中、小さな板を神輿にはめて舞台を作り、その上でお囃子にあわせて踊ります。支えての若者がみこしをゆっくりと回り舞台のように360度回転させます。
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(写真中)踊り手を下ろしてみこしの神様を下向きにして、荒川に向かいます。私たちの地区は、荒川流域で唯一土手が切れており、すぐに荒川にどぶんといけるところなんです。江戸時代に船運で栄えた交易の要衝だったと歴史の書が教えています。
(写真下)荒川にみこしを投げ込み、担ぎ手たちもいっしょに入水。消防署のレスキューが下流でボートに乗り万一に備えてくれています。泥に汚れたみこしは、ここで清められます。
昔は、子どものひざくらいまでの水位だった荒川ですが、川砂を掘ってしまったのと、利根川からの導水により、水量がすごい。岸から2メートルも離れると足がまったく付きません。

 ホント肉体の限界まで担ぎました。肩が痛いです。