嵐が吹き荒れてる……

世界経済が大変です。ちょっと自分の周辺も大変です。

だもんで、少し書き込みが空いてしまいました。

今日も多忙なのですが、少し気晴らしにこちら書いてます。


一ついえる事は、数年前から米国はバブルだったということ。

これはかなり多くの人が認識していたと思うのです。

私も周囲に「いつ米国のバブルがはじけるか分からないから、

株式投資は控えたほうがよい」と言ってきました。


ただ、これほどの嵐が吹くことになるとは具体的には描けていませんでした。

少々のバブルなら、はじけても米国の実態経済は底堅く軟着陸できる。

あるいは、中国・インドなどのBRICS経済がある程度支えうるかも、

と深刻にはとらえていなかった。


リーマンだけで64兆円の負債総額!!

AIGには9兆円の政府融資!

うーん、桁違いのインパクトです。

米国はリーマンというとかげの尻尾を切り、体のメリルとAIGは必死に残し、

市場には安堵感が多少広がりましたが、これで終わりかというとそうではない。


米国の不動産価格は下がり続けています。

米銀は、まさに日本がそうであったように、いまとめどない不良債権の拡大に

悩まされ続けています。

日本より深刻なのは、不動産ローンがサブプライムや、その他のあらゆる

デリバティブ商品に組み込まれ、まだまだその処理が終わる目処がついて

いないということです。

まだまだ、体力の弱い金融機関や不動産関連企業はつぶれるでしょう。


何より米国という砂上の楼閣を支えていたのが、アメリカ人の巨大な消費力だった

わけですが、これが今急速にしぼんでいることの余波が今後ボディーブローのように

響いてくるはずです。

何せアメリカ人の財布の中身は実は、その時点の保有不動産の価格と、今後上がるだろうとみていた将来不動産価値との差益の先食いだったからです。


カードで購入し、その支払いができなくなり自己破産する人が急増しています。

ローンの返済ができず、家を手放す人が急増しています。

車の買い替えは当面延期です。

ましてやガソリン価格の高騰で大型車なんてもってのほか。


そして、ついにあの世界最大の自動車メーカーだったGMが今、ピンチです。

AIGは何とか救えましたが、果たしてGMを救えるかが今後、米国の正念場と

なるのではないかと思われます。


すでにスターバックスの大量解雇などサービス産業後退の兆しがありましたが、

今後は消費財メーカーの事業縮小、リストラも相次ぐでしょう。


果たして1年程度で、米国経済が復活するのか。

まだ誰にもわかりませんが、私は懐疑的です。


たとえ回復したとしても、1年後の世界の様相は大きく変わっているでしょう。

少なくても世界の金融界を牛耳ってきた米国帝国主義は、今回崩壊しています。

金融の世界では、米国の一極集中は過去のものとなり始めています。

シティなどの最大手の資本を支えたのがオイルマネーや中国の金だったことが

すべてを象徴しています。

米国流の会計基準やコンプライアンスやサーベンス・オックスレー(SOX)法で

世界を従えようとしても、もう世は幕末。

米国幕府のいうことをまともに聞く国は多くはありません。


すでに軍事面では、ソ連崩壊後のパックスアメリカーナは遺物です。

イラク戦争やそれ以前からの中東やアフガニスタンの米国の軍事活動は

世界の支持(隷属?)を得られていません。

イラク戦争については、米国民の支持さえもう得られない状況です。


一極集中から多極分散の世界へ。

その中でどう日本が存在感を維持し、海外からの危機侵入を防ぎ、

国民の安定した生活を守れるか。

今後、政権を獲る政党や政治家にはよくよく考え、行動に移してもらいたいものです。


さて、では郡山経済にはどのような影響があるのでしょうか。

引き潮をさらに引かせるようなことになるのではないか、と思います。

米国経済がどうこうする以前に、すでに地方経済は厳しい局面でした。


不動産や建設業の不振は、ひどいものでした。

サービスや消費関連産業の減速も続いていました。

かつて陣屋の飲み屋街で飲み歩いていた人たちも、最近は朝日でガマン

といった風情で、気勢のあがらないことはこれまで通りです。


その中で、郡山周辺でも輸出産業にかかわる部品工場などはフル操業が

続いており、設備投資の動きもありました。

これが救いだったわけです。

それが………


日銀福島支店が9月2日に発表した福島県金融経済概況では、

「県内景気は、エネルギー・原材料価格高騰の影響を受けさらに減速している」

とありましたが、これがリーマン破綻前のこと。

輸出先の欧米経済にブレーキがかかり、一段の冷え込みは避けようがありません。


うーん、暗いか。


ちょっと明るい話題にしましょう。

景気低迷で、首都圏の消費者の遊びが「安・近・短」に転じました。

海外旅行は控え、自宅で家庭菜園です。

最近のエコブーム、リサイクル、「もったいない」はまさに、

こうした時代にマッチした言葉となりつつあります。


ここに、郡山の活路を見出せないか。

切にそう思います。

首都圏からこれだけ近く、大自然があり、美味しい米や野菜があり、

自給率が高い。賛否ありましたが、藤森市政が残した緑や公園も多い。

そして風力発電もある。


本当、うまーく演出していけば、きっと波に乗れるはずなのです。

そのためには、郡山市民自らがそうした生活を徹底すること。

郡山市や財界が率先してモデル都市づくりを進めること。

日本中から、エコ生活のモデルとして注目を集める存在になる。

そうできれば、コンベンションで訪れる人も増えるでしょう。

著名な観光名所はないが、郡山のまちづくりは見ておきたいと

思われるようになれば素晴らしいですよね。


誰か旗を振ってください。

(次の市長に期待?)