いつかそれはやってきて。
いつかそれは通り過ぎていく。
全てを無視して。
感じるものは決して変わることはなくて。
耳鳴り。 傷み。 滴。
そしてそれらが止むこともなく。
自分でもどうしていいかなんてわからなくて。
私は隠れて自分を殺すことしか出来ずにいる。
多くの光を。
多くの恵みによって与えられているのに。
この旋律を聴いてしまうと。
こみ上げてしまうんだ。
許し、 包み、 流すには
私はまだ子供なのだろう、きっと。
見ないことで安定を保ち、
背中を押されれば本気で笑って、
鏡の向こうの下降を叱咤し、
頬を叩くことで歪みを治す。
どうか。
迫らないでいて。
迫らないでいて。
今はまだ日は昇らないでいて。
今はまだ月も星も瞬かないでいて。
でも。
眼を閉じたら醒めないでいて。
眼を開けたら黒月は欠けていて。
それは通じることのない祈り。
望まれない願い。
*****
表裏を惑う、凹凸の行方は。
神にとってはきっと、無関心なこと。
*****