その土曜日


阪急の梅田の駅のターミナル

スキーの荷物を抱えて

夕方に友達たちが、集まって

スキーバスに乗り込んだ


「バスの席せまいな~」

「まぁ、寝てしまえば朝には信州だし」


夜の高速をバスはひた走る


「また、止まるのかよ」

「なんだかちょこちょこと、よくインターで留まるな~」


そのたびに目が覚めて

丸池を過ぎて

やっと朝、志賀高原について、少し眠たい


すこしホテルで休憩して、昼前に

いざ、ジャイアントゲレンデへ


このゲレンデは大きな一枚ゲレンデで、途中が帯のようにアイスバーンになってる

どうしても、そこでこけてしまう


スイスイ、、ざざざ~とこける

仲良しの友達たちと

完全な帯のアイスバーンに悪戦苦闘しながらスキー旅行の初日が過ぎる



ホテルの夕食

「つかれた~」

「でも、おもしろかった」

「明日は、高天ヶ原を越えて、一の瀬まで行こうよ」

「タンネの森滑りたいし」

「そうだね、やっぱりタンネはいきたいなぁ」


タンネの森は、樹木の間を滑り降りる

志賀高原の中でも

とってもお洒落なゲレンデだ



つづく