ホボクッカー | Wind & Thunder Boy

ホボクッカー

時は150年前、アメリカ西部開拓時代。新天地を探し旅を続ける開拓者達によって発明されたのがホボクッカー(Hobo Cooker)

クッカーと言っても空き缶に穴を開けて作られただけのものでしたが、少ない燃料で、効率よく調理ができるため大変重宝されていたようですアオキラ


それから150年そのホボクッカーの科学的な究明により、火力、火の安定性を追求した製品が様々なキャンプ用品メーカーからネイチャーストーブ、マジックフレームなどの名前で出ております!!


今回100円均一でそろえた材料でこの超小型ストーブを作って、本当に優れているものなのかを検証してみました。


材料となったのは、ステンレス製アイスペール、同じくステンレス製流しの水切り 〆て210円也


空気を取り込むための穴を両方に開けますかお2

アイスペールの底を抜いてしまいますアップ
この底側が上に来るように作るのがミソなんですね~~かお2

上が細くすぼんでいるコトによりボディ全体が煙突構造になり空気の流れが極めてスムースになるんですマルキラ☆

切り口で手を切らないようにカットした底を加工して切断面のカバーを作りそれぞれのパーツをリベットで固定あげ

たったこれだけで完成かお2



ちなみにブリキのバケツなんかで作ったらチョット大き目のこのタイプのストーブが作れそう。。。

ただ大きなタイプになると空気の流れが乱れるので、幅広のプレートをバケツの内側に溶接したり、同じく幅広プレートで五徳をつくってあげたりして空気の流れを整えてあげるといいでしょう音譜

早速テストを。。。
まずティッシュペーパー1枚をストーブの上から丸めていれその周りに乾燥した小枝少々、、、
割り箸で言ったら4~5本分くらい♪

で、その上に炭を置いて点火するだけなのだが、今回あえてチョット意地悪な実験を。。。べーっだ!
使用する炭は野ざらしになっていた湿ったもの1本、同じく野ざらしになっていた豆炭2個と小さく割れたこれまた半分湿った炭片少々を小枝の上にてんこ盛りに・・・
そしてストーブの底、もしくは上部から点火↑

ストーブそのものの性能を試すためティッシュに火がついた時点でバーナーは消しましたかお2


5~6秒でご覧の通りティッシュが燃え、細い小枝に火が移りましたお~
空気の流れが非常にスムースなため一切扇ぐことをしなくても炎が勢いよくたちますアップ
で、3分後が↓この状態
完全に小さな炭に火がついているのがわかりますニコニコ

さらに10分経つとご覧の通り点火の大変な豆炭にまで完全に火が回っておりますキラキラ
周囲全体が囲まれているので風にも強く、また煙突上部の熱エネルギーは相当なもので、この小さなストーブで1リットルのお湯がおよそ10分で沸きました上げ上げ

しかもこの状態でストーブの底部分を軽くタッチしてみたところ熱い事は熱いが触れない熱さではない目
これは100均のステンレス製品が肉薄なためしっかり放熱しているからでしょう。。。

このように非常に効率の良いミニストーブであることが立証されました
皆さんも是非試してみてはいかがでしょうかお2




弊社では、設営の簡素化よりまずキャンプサイトの雰囲気づくりを最優先に考えた上で、よりハードな使用に耐え得る製品を目指しております。

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