コンサルティングの実習 | windance の亜米利加放浪記

コンサルティングの実習

ビジネス・スクールの連中が考えていることは単純で、いかにお金を儲けるかのノウハウに集約される。自然科学とは無縁であるため、business modelstrategyinvestmentぐらいの用語を知っておけばだいたい事足りる。これらの単語を適当な接続詞と動詞でくっつければ、それらしいプレゼンテーションになってしまうのだ。


Developing and Managing Technologyという科目では、クラスの学生を小グループに分け、それぞれに実際の地元企業をアサインして、マネージメント・ヒアリングや現場ヒアリング、ソリューションの創案、プレゼンテーションなどの実施訓練を行う。要するにコンサルティングの真似事をさせるわけだ。


僕のグループはAnalog Devicesという会社に乗り込み、CEOCOOに会って会社のビジョンと現状の問題点をヒアリングし、現場調査をし、将来戦略と施策を提案した。クライアント企業としては何かブレークスルーとなるような具体的施策の提案を期待しているわけだが、1年間ケーススタディ漬けで過ごした学生に机上の空論をぶつけられたのではたまらない。


今から思うと、何も知らない生意気な学生のプレゼンテーションに、よくフンフンと耳を傾けてくれたものだと、つくづく彼らの忍耐には敬服する。大学からお金をもらってクライアント企業のロールを演じているわけだが、青二才の学生が意気揚々と知ったかぶりのプレゼンテーションでもしようものなら、僕がクライアント企業の立場だったら絶対キレまくると思うのだが・・・