発言の中身 | windance の亜米利加放浪記

発言の中身

発音ではなく、中身が問われるのだが、その中身を他の学生に補わせる・・・ この戦略は当たった。


さすがのアメリカ人も、言葉が不自由な日本人を攻め立てるということはしない。中にはイライラとした表情をしている学生もいたが、かつてはアメリカ中のビルを買い漁ろうとしていた金持ち日本人の言うことには一応耳を傾けようという外交精神は持ち合わせているようだった。


四苦八苦しながら何とか言いたいことを表現しようとする可哀相な東洋人に同情してか、教室中は水を打ったように静まり返り、一瞬時間が止まったような異様な風景だった。僕の発言内容を自分では全く意図しなかった方向に好意的に解釈してくれる学生もおり、多少の論理矛盾は容認された。冷静に内容を分析し反論してくる学生もいたが、あとは適当にあしらえばいい。


とにかく一度でも発言しておくことが重要なのだ。