簡易テント | windance の亜米利加放浪記

簡易テント

今回は、暇はあるが金は無いという冒険好きな学生が企画した貧乏ツアーだ。本格的な登山ツアーとはかけ離れており、各自がバックパックひとつだけという軽装備で2週間近くを山中で過ごす。


バックパックの下部には巻いた寝袋を取り付けるため、空いているスペースは中段と上段のみだ。そこに自分の衣類、食料、食器などを詰め込むと、ほとんどテントのためのスペース残らない。今回は簡易テントを2つだけ手分けしてキャリーしており、そこに合計9人が転がり込むのだ。


狭い内部を嫌って外で眠る者もいた。草の上にビニールのシーツを敷き、その上に寝袋を広げる。雨が降った時のために一応、頭上にもビニールシートを張るが、なんとも心もとない装備だ。


ただしいったん寝袋にくるまると中は暖かで、僕にとっては毎晩、この瞬間が至福の時だった。