初日でパラレルをマスター
レッスン第一日目、僕たちは全員、45センチのスキーを履かされた。
横に一列に並ぶと、インストラクターは、その場で軽くジャンプして方向を変えるよう指示した。それを何度か繰り返し、膝を柔らかく利用した抜重による方向転換のコツを学ぶのだ。
平地で抜重による方向転換ができるようになると、緩やかな斜面に移動し、やはり同じ場所での方向転換を何度も練習する。膝を曲げては伸ばし、スキーの方向を変えてはまた膝を曲げて・・・の繰り返しだ。わずか45センチのスキーなので、スケート靴よりも操作は易しい。やがて、誰もがバタバタという音を立てずに、スムーズに方向を変えることができるようになる。
次の課題は、その斜面をゆっくりと、斜めに滑っていくことだ。斜面の端まで行ったら、さっきの要領で方向転換をする。そしてまた逆方向に斜めに滑っていく。最初はそれぞれの動きに連続性がないが、何度も練習していると次第にスムーズになり、いつの間にかパラレル・スキーと同じ動きになっている。
これで第一日目は終わり。全員、45センチのスキーを履いて、パラレル・スキーのテクニックをマスターしたということになる。