ブロンド・ティーザー | windance の亜米利加放浪記

ブロンド・ティーザー

仮装パーティーの晩でなくとも、本能的にそういった分野に長けた女の子もいる。


ブロンドで派手な顔立ちをしたシェリーもそんなひとりだった。ブロンドと言ってもさまざまで、貴金属のような重い輝きを放つブロンドや、太陽に光り輝くような明るい色のものまである。シェリーのブロンドは、両者の高貴な美しさを併せ持ったような明るい色の美しい髪で、大学の女子学生の中でもひときわ目立った。


そのせいか彼女は男子学生に非常に人気があったが、なぜか僕に対してはとりわけフレンドリーだった。僕に話しかけては、どぎまぎする僕の反応を確認してから、近くの男子学生と冗談を楽しみ始めるのが彼女の常套手段だった。


こちらから話しかけた時は、満面の笑顔とオーバーなリアクションでしばらく会話を楽しみながらも、同時に何かを企んでいるような、どうにも掴み所がないという印象がいつも残った。