最初にお知らせと報告。
アメンバー様が777名様を超えましたー!!
あと一人で777名様?!なんて思ってた時に一気に2.3人増えたので、777名様という数字を見ることは叶いませんでしたが、こんなにご覧頂いてるなんてビックリしました!!
皆様本当にありがとうございますー!!

そして現在アメンバー申請中の3名様。
問題ない方は既に承認済みなので、申請したのに入れないぞ?という方は、まだ6つの項目を満たすメッセージが無いため承認出来ておりません。
風月のブログ内の【重要】アメンバー申請について。(改定・3)をよく読んだ上でメッセージをお願いします。

そして1月いっぱいのアメンバー申請解放は現在打ち切りにしてます。
もしメロキュンで限定記事を書くことを決めたらまた解放にする予定ですが、今の所はメッセージ下さった方へ向けて解放するという方式に戻しておりますのでご了承下さい。

そして最近、パソコンの調子が悪いのかピグにインがなかなか出来ません。
やっとインできた!!と思っても動くまでに時間がかかり、ピグも街もカフェも島も庭も全然お手伝い回れてないです。お手伝い回れてないどころか、デイリークエストもクリア出来ずに固まってしまう日々が続いております。
昨日は耐えられず家族用のパソコンでインしました。
そしたら遅いけどなんとか動いたのでデイリーだけ完了させましたが、微妙ー!
回線をイー・モバイルに切り替えて使ってるんですが、制限かかっちゃったのでしょうか?
それともパソコンの容量が小さいのが原因??(パソコンの立ち上がりからめちゃめちゃ遅いのです。)

よくわからず悶々としちゃってます~!!
もし何処かでお会いしても固まってたらごめんなさいー!!



はっ!!前置きが長くなり過ぎた!!
すみませんー!
お話っ!お話ですね!!
さっ!!どうぞお楽しみくださいませー!!

メロキュンプレゼンツ!!
《ハッピー♡プレゼント!!》


トワ エ モア ♡2♡



ファーストキスは






甘い…





なんて


よく聞くけど…





正直





甘さなんて


感じる暇がなかったーーー




突然のことに頭が真っ白になって、呆然としてしまったところを、キョーコは蓮に抱きしめられていた。

膝立ちのまま抱き締められても思考は固まったまま。

ーーー今…何が起きたの…?



ーーー今、何が…起きてるの?

ふわりと鼻腔をくすぐる独特の香りとか、頬を擽るサラサラの髪の感触とか、力強い腕…その全てがあの人のもので…。

ーーーだとしたら、今…私の口に触れたのは…

事態がなかなか飲み込めずにノロノロと考えていると、その思考を遮る声が低く響いた。

「突然、ゴメン。でもどうしても…止められなかった。」

辛そうな絞り出すような切羽詰まったような声を聞いて、蓮に何かあったのだろうか?と不安がよぎる。

もしかしたらさっきのは事故だったのかもしれない。
辛いことがあって耐えられなくて抱き着こうとした時に己の唇が蓮の体の何処かに接触してしまったのじゃないかとそう思ったのだ。

いや、そう…思い込みたかったのかもしれない。この時まではーーー。

だけど、そんな思い込みも、身体を離され蓮と目が合った瞬間、吹っ飛んでしまった。

呆然と見つめる瞳に熱を帯びたような熱い眼差しが突き刺さったからだ。

頬にそっと手を添えられ、包み込まれた。
それだけで甘く溶けてしまいそうな感情がトロリと零れ出る。

「最上さん…」

まるで宝物にでも触れるような蓮の指の動きに、思考が奪われる。
キョーコに残された行動はただただ蓮を見つめるということのみだった。

「二度目は…ないよ?」

顔を近付けられそう囁かれて、蓮の顔がゆっくりと傾いたかと思えば反応を伺うようにそっと口付けられた。
その瞬間、先程の接触が事故ではなかったのだということが流石にキョーコにも認識出来た。

「んっ!」

ここに来て漸くキョーコは反応した。
慌てて抵抗しようと試みるも、膝立ちで抱きしめられているという中途半端な格好では思うように抵抗が出来ない。
蓮の服を引っ張って離すように促したつもりが、逆に強請ったように捉えられたのか、その口付けは一層激しさを増した。

「ふっ…んっ…」

突然侵入してきた熱く湿った塊に驚いて腰を引けば、蓮に押し倒されかけたような格好になり、益々逃げ場がなくなっていた。

中途半端に仰け反った姿勢が苦しくて、ドンドンと蓮の逞しい胸板を叩いて抗議すれば、漸く蓮の動きが大人しくなった。
それでもすぐに唇を離されるというわけではなく、ゆっくりと余韻を残すようにして離れていた。

「はぁはぁはぁはぁ」

肩で息をするキョーコをまたもや無表情ながらも熱い眼差しで射止める蓮。
そんな至近距離で見つめて来る蓮から目を逸らせなくて、何故こんなことをするのかとか、焦がれていた相手から口付けられた動揺とか、歓喜の悲鳴を上げる心とか、この人の全てが欲しいとかそんな感情が複雑に入り混じる気持ちで見つめていたら、相手の目の中に己の姿が映ってることに気付いた。
そして更に言えば、自分が蓮に向けている目と、蓮が自分を見つめる目の色がとても似ているようで…いや、それどころか己が抱くよりももっと熱く激しい感情がその目から伝わってきてキョーコは驚愕で目を見開いた。

「う…そ…」

蓮の目はキョーコの目を見つめ続ける。
目は口ほどにものを言うとは言うけれど、その目から飛び込んできた情報にキョーコは衝撃を受けた。
蓮の目に込められた溢れ出す想い。
それはまるでキョーコの心をそのまま映したようで…

「そんなはず…ない…。」

あり得ない自分の都合の良すぎる考えにキョーコは混乱して己で否定する。

「そんなはずって…?」

蓮はそれでもジッとキョーコの目を見て問いかけた。

「敦賀さんが…私と同じはず…ない…」

「…同じ?」

「私と同じこんな愚かな感情を抱いてるはずがないっ!!」

キョーコはそう言うと、急いで蓮の腕を振り払うと、ラブミー部から飛び出そうとした。

だけど、蓮がそれを許すはずなく、キョーコの腕を捕まえて後ろから抱きしめる。

「待って…!行かないで…」

蓮の懇願に足元がガラガラと崩れて行く感じがした。

震えたキョーコの手が、蓮の震える腕に触れる。

「貴方は…」

キョーコは声を絞り出した。
握りしめた蓮宛のラブレターくしゃりと音を立てる。
蓮の腕の震えがキョーコの中に生まれた、もしかしてという疑念をまるで肯定しているのではないかと思わせる。
歓喜に震えそうになる心を必死で留めて期待すまいと否定する。

「そんな場所にいてはいけないんです…」

「…え?」

「まるで…手を伸ばせば私でも触れられるんじゃないかなんて思えてしまえる場所には…」

蓮のキョーコを抱きしめる腕に力が篭る。

「敦賀さんは、私の想いが届く場所にいたらいけないんです。」

「なんで…?」

「だって…私は…」

キョーコの喉がカラカラに乾いていく。

「私はもう二度と…あんな愚かな想いは抱かないと…」

震えるキョーコを抱きしめたまま、蓮もポツリと呟いた。

「俺も、最初はこの気持ちを否定していた。嘘だ。違う。そんなはずないって何度も…俺にはこんな感情を持つ資格なんてないはずだから…」

キョーコは坊の時にみた蓮の姿を思い出した。
辛そうな今にも消えてしまいそうな蓮の表情。
自嘲気味につぶやく蓮の声にキョーコは蓮の心の内を感じ取って胸が悲鳴を上げる。

「俺は…幸せになってはいけない人間なんだ。」

懺悔するように発せられた蓮の言葉に、キョーコの胸はキュウッと締め付けられた。

「でも、ある人にね…言われたんだ。ふとした瞬間に幸せを感じるならそれは恋だと…」

キョーコは何処かで聞いたことがあるセリフに固まった。

「俺はその言葉を聞いた瞬間、君の色々な表情が浮かんだんだ。笑ったり叫んだり、はにかんだり…最上さんのことで頭がいっぱいになった。」

ーーーえぇぇ?!あの時?!あの時思い浮かべたのが私ぃぃぃぃ?!

キョーコはビックリし過ぎて声も出なかったが心の中は大パニックだ。

「君への想いを自覚してからというもの、俺は急速に君への気持ちが育って行くのを感じた。こんな感情を持つ資格はないと何度も振り払おうとしたのに出来ないほどに…」

苦しんでいる蓮の想いが痛いほどよくわかる。
それは自分でも思い当たる節があるからだ。
何度も何度も鍵をかけようとしてるのに、うまく行かない心の鍵。
溢れ出す想い。

「つるが…さん…」

キョーコは似てると思った。恋を否定しようとする己と蓮が。

「俺は君に愛される自信なんてない。だって俺は人に愛される資格のない人間だから…。」

蓮の言葉がそのままキョーコの気持ちと重なってしまうのだ。

「だけどこれだけは誓って断言出来るってことがある。それは俺以上に君を愛している男は存在しないということだ。」

そう言い切られた瞬間、もう逃げ場がないことをキョーコは悟った。
強張っていた身体から力が抜ける。
心の鍵は光り輝いて弾け飛んだ。

「だから、俺以外の男のところになんて行かないで…」

弱々しく懇願する蓮が愛しくて堪らず、キョーコは蓮の手に己の手を重ね、ギュっと握りしめた。

「ズルいですよ…敦賀さん。」

蓮がピクリと反応して顔を上げる気配がした。

「そんな風に言われたら…もう逃げられないじゃないですか…。」

笑うはずだったのにキョーコの目から零れたのは涙で、ポトリポトリと蓮の腕を濡らす。
蓮は少し動揺したのか、腕を緩め、キョーコの顔を覗き込もうとした。

「私は…ずっとセツカが羨ましかった。」

キョーコはゆっくりと蓮の手を握ったまま振り返って蓮をまっすぐに見つめた。

「貴方に無条件で愛されるセツカが…。貴方は私のものだと堂々と公言することが出来るセツカが…」

キョーコの言葉と表情に蓮が驚いたように目を見開いた。

「最上さん…」

「だって私も…貴方のことが…っ、きゃ!」

最後まで言う前に、蓮に正面から力いっぱいぎゅうぎゅうに抱きしめられていた。
もう逃げられない。素直になりたい。蓮の心を救えるのが自分だけなら、蓮を幸せにしたい。
キョーコはそう思ってそっと蓮の腕の中で目を閉じて身を預けた。
そして背中に手を回して大きな体を抱き締める。

「好き…」

抱きしめられたせいで少しくぐもったキョーコの言葉は蓮の胸に直接響いた。

蓮の目もこの時涙で濡れていたのだった。



(続く)


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やっぱり、プレゼント関係ない感じ?(汗)
うん!次でうまくプレゼントと絡められ…るかな?(焦)

えへ♡(←笑ってごまかし。)

うん。やっぱりキョーコちゃんの言葉の全てが蓮様へのハッピープレゼントなんですよ!きっと!!(笑)

そして、お話に番号打った割に次の回で終わりそうな感じ??
早かった…!!(笑)
うん。流石ノープランだけある!!(爆)

今更ながら前後編で良かったかもなんて思いつつ、とりあえず3話完結目指して頑張ろうかな?!

いやはや、それにしてもこの二人のこの後、こんな展開希望とか…もしあれば参考までにお聞かせ願いたいです(笑)
あくまで参考ですので使わないことの方が多いことをご了承下さい。
風月のアンテナにビビンッと引っかかったら書くことになるかもしれません。

ま、もし要望なかったらなかったで頑張って終わらせる予定ですので最後までお楽しみ頂けたら幸いです。



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