まさしく、ロスの冬がやってきました。日本のような寒さはありませんが、襟元にマフラーを巻いてもよい感じです。あちらこちらでクリスマスのデコレーションを既に見かけるようになりました。私の近所ではハロウィーンのパンプキンを売るスタンドがあるのですが、すでにサインはクリスマスツリーのサインに替わってます。


ロサンジェルス不動産の水先案内人                                * Key to Your Dream Home *
昨夜は少しゆっくり1日の終わりを楽しもうと思いまして、20年以上前、私がロスのウェストサイドで独身時代を過ごしていた頃、ビデオを購入して、何度も何度も見た映画 "When Harry met Sally"を久しぶりに見ました。このビデオは私の人生の思い出の一つとして、捨てずにしっかりキャビネットに保管されてます。5年前位でしょうか、CostcoでDVD版を購入したまま封も開けずにキャビネットにしまっておいただけになっていたのですが、昨夜はしっかり封を開け、あの頃の私を思いながら、20年前の私と同様、この映画を同じように楽しくみました。この映画は総数にして多分20回以上は見てます。


ロサンジェルス不動産の水先案内人                                * Key to Your Dream Home *
監督のRob Reinerも好きですが、脚本家のNora Ephronが大好きで。彼女が書く脚本すごく好きなんです。彼女の脚本による映画は全て好きです。でも、この映画が彼女の脚本としては大傑作と思います。この映画の中で好きな台詞たくさんありますし、しっかり頭にこびりついている台詞もあります。それと、この映画を初めて見た時、本屋さんのシーンで使われている小道具の本、”Smart Women/Foolish Choices"を見て笑ってしまったこと覚えてます。この映画ができるずーっと以前にこの本を実は読んでまして、この映画の小道具としてはピッタリの本でした。
Nora Ephronって女性の心理を深く知っている方です。この映画の男性心理はですね、Rob Reinerの私生活からだそうです。で、この本ですが、私の本棚に色あせて眠っていたのですが、10年ほど前にある友人に差し上げました。苦しい恋愛に走るより自分を大切にして欲しかったから。。。。


さてと、この映画が出た当時(89年頃)は、私もMeg Ryanが演じるSallyと同じ位の年齢(つまり30歳の初め)。だから、Relateできた部分がたくさんありました。当時の私は自己改革というか、心の自己治療の真っ最中。当時の私は日系3世アメリカ人らの営む法律事務所に勤務。仕事を終え、夜は毎日のようにCODAという12ステップミーティングというサポートグループのミーティングに通い、アメリカ人に混じって、自分の心模様をCODAのFellowにShareして、心の自己治療を行っていた時期です。自分自身のことを否定なしに理解して、自分と向き合って生き始めた私ですね。そしてこの頃から、堂々と「私として」、アメリカで生きて行けるようになった時期でもあります。


今はそんな時があった私の人生に感謝なんです。でも、一番感謝したいのは、父の介護と女性として何役もこなし、大変な苦労をしてきた身の上でも弱音を吐かずに娘の幸せを願って私をアメリカに送り出してくれた母、そして今も母を見守ってくれているまーちゃん(「あの夏の思い出」というタイトルのブログを読んでみてください。)や親戚の方々、そして母が親しくしているご近所の方々。きれい事言って、「天に感謝」なんて言えません、現実は。これらの人々には深く深く有り難く思い、心より手をあわせて感謝・合掌なんです。


*****


ロサンジェルス不動産の水先案内人                                * Key to Your Dream Home *
ところで皆さんは桐島洋子さんの「淋しいアメリカ人」を読まれたことありますか。この本は昔昔の大昔、私がまだ10代の後半頃に読んだ本です。この本に説明のある極端な社会風潮はAIDSなどにより減ってきたといえましょう。しかし、アメリカでは今の世も、やはり一人で寂しく生きることに耐え切れず、すぐに恋愛に走ってしまうなんてよくあること。とくに外国からきた女性は一人で居るのは寂しい、そしてアメリカに住みたいという願望、そのためには永住権が必要、その策としてアメリカ人男性を結婚相手として見つけて。。。。なんて、こういことを考えている日本人女性も多いのでは。法律事務所勤務時、私のボスの一人は移民法の弁護士で、日本人女性からご相談の電話がよくありました。「あのー、アメリカ人の男性とお付き合いしているのですが、結婚してくれないので永住権が取れません。どうしたらよいでしょうか?」当時、私自身は仕事を通じて永住権取得申請を行っている最中でした。私は彼女たちに人生のヒントとして、「自分の道は人を頼りにして開拓するのではなく、自分で開拓して行かなければダメですよ。しっかりしてください。日本人女性としての誇りをもってください。」って感じでしたね。
ロサンジェルス不動産の水先案内人                                * Key to Your Dream Home *
こういう女性には桐島洋子さんの本や日本人である自分自身を知るための土居 健郎氏の「甘えの構造」をしっかり読んで欲しかったです。(「甘えの構造」も私が10代の後半、英語を学ぶ上で日本人である自分を知るべしということから読んだ本です。この本は日本人の意識構造を知る上では必読書。そして、特に海外で生きていかれている方や移住をお考えの日本人の皆さんにも、絶対に読んでいただきたいです。私の宝物書物のひとつです。


*****


きょうは、映画「When Harry Met Sally」の話から、「『甘え』の構造」のお話になってしまいましたが、この辺で本日は終了。そして、最後に今日の雨降りの1日にパーフェクトな曲で〆ます。


それでは、また。


May your day be calm, clear, and bright.......四つ葉のクローバー