「情熱の風」はLa'cryma Christiの10年前の音源。
最近はこの音源が大好きで毎日聞いてる。
恋愛してて自分もこう思ってるし、相手も同じように思っててくれたらいいなって。
大前提で好きなのには理由があるの。
あたしは「風」が好き。
単なる風が吹いてる状態が好きなわけではない。
高校の時、11個上の人と恋愛してた。
相手はあたしの気持ちのは気づいてたけど、「付き合おう」とは約3年間の間一言も口にはしなかった。
あたしからももちろん言わない。
「付き合う」っていう肩書に媚びてるみたいで言いたくなかった。
好きだったけど未来がないのもわかってた。
相手が体目的なのもわかってた。
それでも関係を保ってたのは目の前から消えてほしくなかったから。
てゆーか
当時は男がいなきゃ自分の価値が下がるって思ってたかな。
彼はいつも風みたいだった。
風みたいに「会おう」って吹きこんで来て
「またね」って風みたいに去って行くの。
それに、彼はラルクの「風の行方」をよく歌ってた。
あたしが知りたかったよ、風の行方を。
それからあたしは「風」を重んじて生きてる。
未練があるわけじゃない。
ただ、「風」っていう好きなニュアンスを曲げたくないだけ。
初めてカッティングしたのも「wind」って文字で、
今後タトゥー入れる予定なんだけど
絶対「wind」って入れる。
彼氏に「なんで風なの？」って聞かれたけど
理由である歴史が濃すぎてたぶらかした(笑)
あたしにとって「風」は大切だけど、
もう風のように相手が去って行くのは御免だな。
恋愛は時にスコールがあってもいいと思うけど、
追い風と向かい風であってほしい。