こんにちは!水風です☺
今回は病棟で勤めていた時の看取り時の話。
長文ですw
よく人は最期の最期のその瞬間までまで耳は聴こえていると言われていますね。
なので最期まで声をかけて安心させてあげたり、感謝を伝えてあげてくださいと言われています。
家族ケアにもつながるため、患者さんがなくなる時は家族がその時に看取れるように早め早めに病院に呼びますが、どうしても患者さんが急変したり、急にバイタルが落ちてきたりすることもあります。
これはとあるおじいちゃんのお話です。
まだ少し意識があったとき、頑固で素直ではなく、ちょくちょく来ていた奥さんと娘さんにそっぽを向いたり、可愛げのない返事をしたりしていました。
この時は、ひねくれ者だなぁとおじいちゃんを先入観だけで見てしまっていました。
あるあるなのですが、その人のバックグラウンドは情報収集していたとしても全てわかることではありません。
夫婦だったり家族だったりというのは本当にそれぞれの形があり、関係性が色々あって成り立っているものです。
ただ私は奥さんと娘さんはおじいちゃんのことを大切にしていると思っていたし、最期の時は家族は側にいてくれたほうが絶対いいと思っていました…。
おじいちゃんがいよいよ最後というとき、もちろん家族を呼びました。
しかし家族が到着するよりおじいちゃんの容態が落ちていくほうが少し早かったのです。
家族がつくまで頑張ってほしいと思って私は声をかけました。
「○○さん!もう少し頑張るんだよ~!」
「…」
「もう少しで奥さんと娘さん来るから頑張って!」
その瞬間
「ピーー---------ッ」
(モニター停止音)
(ええええええええええええ!!)
私には奥さんと娘さんが面会に来ていた時の、おじいちゃんの困り顔が目に浮かびました…。
人生を歩む中でおじいちゃんと奥さんと娘さんにどんなことがあったのかわかりません。
ただ、私はその時よっぽど嫌だったんだな~…と感じました…。
結局はそのあと本当にすぐ家族が到着されて、布団も暖かく奥さんと娘さんは涙を流しておじいちゃんを呼んでいました…。
さてさて、声かけは良かったのか悪かったのか…。
家族ケアとしては最期に間に合わせてあげたかった…。
おじいちゃんとしては会いたくなかったかもしれない…。
看護師としては余計な声かけをしてしまったか…。
……。
…。
奥さんと娘さんがいるときにおじいちゃんの気配は全く感じられませんでした。
あとぐされもなく、スッといなくなった感じです。
きっと見えないだけであって、おじいちゃんにとっては色々あったんだな~と思った出来事でした😅
察してあげられなくてごめんね😣
時々、自分の最期はどうなるか客観的に見てみるのもより良く生きるヒントになるかもしれませんね!
それではお読みいただきありがとうございました😌
今度は私の感じる死神についてお話しますね!
それではまた!👋😊
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