映画「この世界の片隅に」
やっと、やっと観ることができました。
広島、呉が舞台のストーリー、
呉は父が生まれた町、
昭和20年の終戦前まで、幼かった父と叔父、そして祖父母、曾祖父母たちが住んでいた所です。
呉で空襲に会い、家が焼かれ、曾祖母の実家のある愛媛に来たと聞いています。
愛媛に渡る船も人がいっぱいで、何とか乗れたとか～
硫黄島で戦死した、祖母の上の弟にあたる大叔父も、出征するまで呉に住んでいました。
昨年、その大叔父が72年前に硫黄島で書いた手紙が見つかり、親戚一同、大きな衝撃を受けました。
昨年のびっくりニュース ナンバー1です！！
人生、こんなことが起きるものか？！
びっくり仰天のできごとでした！！
今年いただいた年賀状の中にも、愛媛の地元の新聞に、私の名前を見つけたよ・・・と、書いてくれている方も！
夏に、父が、地元の新聞社の取材を受けたんです。
そして、硫黄島からの手紙を解読し、電話取材を受けた私の名前も出たので～
新聞って、名前と一緒に年齢まで出るんですね(^-^;
大叔父の手紙、姉である祖母あての手紙の一節に、
「毎日のように姉さんたちの一緒に写った写真を見ては、小生が廣島（ひろしま）に帰るとき呉駅で別れた時の様子が目にちらつきます。」とありました。
映画の中でも、各駅が今と同じに描かれていて、呉駅で「くれ～くれ～」と、アナウンスがありました。
呉港の様子や、軍艦、水兵さん・・・
呉の高台からの景色や街並みが、忠実に描かれていて、その風景が映ると、胸にこみ上げるものがあり、必死にこらえていました。
呉は、何度も空襲を受け、空襲後の大規模な火災で、一面焼け野原に・・・、
祖父母たちが焼け出されたのは、この時なんだろうな～と、思って観ていました。
大叔父の手紙の宛名から、呉駅からすぐ近くに住んでいたことがわかりましたから～
あの激しい空襲の中、曽祖父母、祖父母、当時3歳だった父も、2歳だった叔父も皆な、よく生きていてくれた、と思いました。
父が生きていたから、今の私が存在します！
そう思うと、あの空襲の場面は、映画の一場面ではありません。
現実の話として、私の心に迫っていました。
映画全体は、主演の、のんさんの声と広島弁が、なんともやわらかく、観ていて、心温まる場面が多くありました。
ほか、観ていて、登場人物、どの「人」の立場からの思いや感情がわかり、せつなくてたまらない場面もありました。
怒り、悲しみ、切なさ、自責の念、後悔、苦しみ、やるせなさ・・・
それはすべて、どうしょうもなく、「戦争」がなければ体験しなくて済んだこと、
平和に、笑って暮らしていたら、そんな思いもしなくて良かったことばかり。
戦時中、食べ物が不自由な時代、野草を摘んだり、作り方を工夫して、家族を思いやって生活していた暮らしぶりが丁寧に描かれていました。
今の平和が、どんなに、有り難く、幸せなことか、
日々、何事もなく、家族みんなが、安全で安心して過ごせていることが、幸せです。
お知らせ
・未来開運お茶会
2017年1月18日（水）10時～11時30分
参加費 3,000円（飲み物付き）
くぐり門珈琲店（東広島市西条本町）にて
詳細はこちら～
http://windwaterolive.wixsite.com/mirai/blank-9
・風水講座「心と身体が癒されるお部屋作り」
1月26日（木）10時～12時
参加費 5,000円（飲み物付き）
お一人ずつ、どんなエネルギーが入ってくる家か、それはどこでとどまるか、家のテーマカラーは、何色か、お伝えします。
くぐり門珈琲店（東広島市西条本町）にて
詳細はこちら～
http://windwaterolive.wixsite.com/mirai/blank-5
・未来開運講座「2017年の話とマインドマップ作り」
2月3日（金）10時～12時
参加費 4,000円
東広島芸術文化ホール くらら 研修室（209）にて
ただいま10名さまに、お申込みいただいています。
広い部屋をお借りしましたので、あと、5名さまほど、お席に余裕があります。
2017年の過ごし方を知りたい方、ぜひ、お待ちしています(^^)
詳細、お申し込みはこちらから～
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