なぜ?「深く回ると鋭角に板が帰って来る」
なぜ?「切れ上がると切り返しが楽になる」
なぜ?「最後までカーブしていると次の
    ターンもカーブから始まる」


先シーズンスノーボードで学習した事を
ウインドサーフィンのウェーブカービングに活かす為に考察します。


昔のスノーボードはいかにスピードを出して

ゲレンデを早く下りるかを競争していました。

でも

最近のスノーボードの流行りは

「深回り」です。

板の「切れ上がり」を最大限に生かし

ゲレンデをいかに「遅く下りる」かの

競争をしています。

物理的に無理なのですが出来れば

同じ所で横8の字を描きたいと

イメージして滑っています。

雪の斜面では同じ位置で

8の字を描くことは無理ですが

波の斜面では波が続く限り

同じ斜面(パワーゾーン)を

8の字で連続カービングが可能です。

海でも私は

「深回り」と「切れ上がり」を

イメージしています。

「深く切れ上がる」と何が起こると言うと

身体の重心が行こうとする

方向(慣性力の方向)と

板が切れ上がって進む方向が

最大で直角に「クロス」します。

そうすると重心が板の上に乗り込み安くなり

レイルやエッジの切り替えが

非常に楽になり

重心が板を乗り越えて(オーバーして)

前のターンから次のターンへ

深回りのカーブとカーブが繋がります。

カーブしていると「遠心力」が生まれるので

ターンの内側に重心を持って行けると同時に

切り替え直前と直後の

「足場」が出来るので

「クロスオーバー」がとても

スムーズになります。



ストレートオンショア

連続カービングのコツ!






クロスオーバーのイメトレに
最高です。