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このサイトでまとめました^_^

どうぞよろしく。
前書き  第二十話おめでとうございます。の一言も無く淡々と書き続けてきましたが(自虐)まあなんだかんだ言ってうれしいです。ブログが炎上しなかったことに心から感謝します。アーメン(俺、一応カトリックグッド!)まあそれはともかくとして、一回これまとめたほうがいいなと思い……、どこかの投稿小説サイト様にてまとめようと思います。これからは10話単位で、そちらの投稿小説サイトの方を更新させていただく予定です。

第二十話 そして……

「全く、愚かなスライムナイトめ」
「全くです。国王様」
じわりじわりと詰め寄ってくる。もうおしまいだ。
「残念だが、ここで死んでもらう」
「国王様、ザラキを……」
唱えられたものを一瞬にして、死に追いやるザラキ。滅多な努力では身につけられないし、そのものの才能も必要だ。
「ああ。ザラキッ!」

ぐあああああ。って、死んでない?

「まさか。貴様、何故死なぬ?」
「自分でもわからぬ。とりあえず、これで攻撃手段はなくなったな」
「ええい、まだだ。メラミ!」
火球を盾で弾く。そして
「反撃ぃぃぃ!」
といい、斬り付ける。飛ぶ血。ナイトはあえて、兵士のほうを狙った。
「これでわかっただろう。貴様に勝ち目は無い」
「ぬぅ」
「私も、仲間の友人を殺したくは無い。冷静に話し合おうではないか」
「ああ」

もう一度いまの状況を話した後、解決策を練った。
「いっそのこと、私が魔界に行こう」
「……だが、アイリーン。それは何の解決にもならない」
「そう。その場しのぎでしかない。だが、この状況を打破するにはこれが一番だ」
「……そうだな。では、共に魔界へ行こう。生け捕りにされたという設定で」
「ああ」

ナイトはルーラを使えないので、キメラの翼を事前に渡されていた。
王宮内で使ったときの悲惨さは以前味わった。外で、使用する。