素人が障がい児だと決めつけ、
作成するカルテの危険性に共感したので、水谷修さんのコメントごと、シェアさせていただきました。



特別支援学校の個別の教育支援計画や障がい児&障がい者福祉施設の個別支援計画にはそういう危険性はないのだろうか??



【水谷修さんのコメント】
医療の世界における病気についてのカルテは、客観的な根拠があり、どの医師が判断してもまずは、ぶれることはないでしょう。

しかし、軽い障がいや発達障がいについて、きちんと普遍的に判断できる医師や、ましてや、教員はいるのでしょうか。


いまだに、障がいを持つ子どもたちや大人に対する社会の差別は存在します。

私が、35年前に高校教員となった頃は、車いすの生徒の受験に対して、障害者用のトイレの設置がない、エレベーターがないという理由をつけて、その子どもの受験を拒否したことすらありました。

今は、そんなことはありませんが。しかし、軽い障がいや発達障害の子どもたちが、高校受験するときに、かつての車いすの子どもたちに対してあったような差別が、完全に存在しないという体制はすでに、日本中の公立・私立高校で共有されているのでしょうか。

私には、そうは思えません。しかも、その子どもたちの一生を左右するかもしれない、障がいがあるのかないのかを、誰が客観的に判断できるのでしょうか。
これは、文部科学省による、大変な差別案件だと私は考えています。
ただ単に、指導の利便性のために、このような「カルテ」を、素人の教員に作らせる。これは、問題です。
どうしても、「カルテ」が必要ならば、各学校に専門家と医師を常駐させ、彼らに責任を持って作らせることです。

水谷修 オフィシャルブログ 夜回り先生は、今!