私、槇村さとるさんの漫画が大好きなんです。



勝手にしやがれ
まみあな四重奏団
半熟革命
Do da Dancin'!
Yes!
リアルクローズ



などなど。



その中でも何だかじんわり私の中に響いたのが



恋のたまご



{F2A7BC25-D16B-4A2D-8FB6-A5753A3246DC}
なのです。



Amazonレビューが意外に辛口だったのは、この物語の主人公が一般OLだからか?
身近な人物像の自分発見ストーリーには共感出来にくいのか。
(リアルクローズは良かったのに何が違うんだ…)
ネタバレあるし、かといって今手元になくて記憶に頼って書いてるので↓読む方はご注意下さい〜。





















主人公の小日向眞子。
大手企業でエリート社員とお付き合い、上っ面の女子付き合いしながら、結婚へのロードマップを脳内で展開。
このままの生活が続くと思ってたら、彼氏が別の女にプロポーズしている現場に遭遇して二股発覚。
自分には地方へ転勤の内示。
その途端に手のひら返す女子同僚達。
かと思えば二股かけてたはずの彼氏からプロポーズ!
どうやら二股彼女にフラれたらしい…。
(ヤな男っぷりの描写が素晴らしい(笑))

私、何やってるんだろう。
いつも作り笑いで、追いかけてお世話して。
資格もないし、今更実家になんて帰りたくないし、どーしよー?!



…で、会社辞めて。
カフェで働いて、建築家志望のガテン系男子と出会って好きになって、一生懸命近付いて、恋人同士になって。





いつも本音より、空気読んで必要なリアクションを返す。
一人称で話すのが苦手。
そんな姿は私にとって身近で普通で、実は色々できるのに抱えてるコンプレックスも理解出来たし。



眞子さん、あなた…前者だね?




華々しくはないのに心に残る作品だったのです。
すごく好き。
最近の作品だとYes!の主人公のみどりさんがいいな。
段々緩んで輝いていく姿が心屋の人たちみたい。

だけどこれまたAmazonレビューは厳しかった。
「人生そんなに甘くない」とか「リアリティってそうじゃない」のか「選ばれる人たちはそういうベースを持ってるのよ」みたいな(´ㅂ`;)


感想は人それぞれだから、批判はそちらの
方々にお任せして、興味持たれた前者の方は一度読んでみて下さい。
私からはオススメです♡