たぶん、10年くらい前に別のブログで書いたことのある言葉です。
「溺れる者は藁をも掴むって言いますが、掴まれたところで、しょせん藁なんですよ。掴まれたら、一緒に沈むんですよ。」
彼が、当時私のいた部に課長として着任したのが10年くらい前のこと。
私の担当じゃないって言ってるのに、何でもかんでも私に聞いてきたんですよね。
そして何でもかんでも私に頼んできたんですよね。
なぜって、他の人は突き放してたから。
その上司、空気は読めないし、自分の興味次第で、やらなくていいこととかでも「え、今?」ってことに細かくこだわるんで、何かと周囲から怒られてたんです。
だけど、なんで怒られてるのかは本人には分からない。
怒る人を避けることで、対処していた。自ずと、話せる人が限られてくる。
なぜって、他の人は突き放してたから。
その上司、空気は読めないし、自分の興味次第で、やらなくていいこととかでも「え、今?」ってことに細かくこだわるんで、何かと周囲から怒られてたんです。
だけど、なんで怒られてるのかは本人には分からない。
怒る人を避けることで、対処していた。自ずと、話せる人が限られてくる。
私は、わからないまでも相談には乗ったり、誰かキーパーソン紹介したりはしていたんだけど、そのうち管理職なのに管理の仕事を派遣に投げるという暴挙に出たりしまして、それを引きはがすのに苦労しました。
けどねぇ。
引きはがしながらも、面倒見てた。
自分のことはさておき、面倒見てた。
なんか、無視するのが罪のような気がして。
その結果、残業は倍増。
残業するのが当たり前になり、その上司も定時後に私に頼みごとをすることが平気になってました。
体調も悪くなり、ちょくちょく会社も休んでました。
その結果、残業は倍増。
残業するのが当たり前になり、その上司も定時後に私に頼みごとをすることが平気になってました。
体調も悪くなり、ちょくちょく会社も休んでました。
で。ある日言われた。
「あなたは、なにが原因でそんなに残業多いんやろうね…」 BY その上司
この言葉で、完全に沈んだ藁…(笑)
何が原因かって?
そりゃー私の仕事量が上司には見えてなかったってことですけどね。
興味がないこと、理解が出来ないことは見ないから。
興味がないこと、理解が出来ないことは見ないから。
助けてるつもりで頑張ってたのに!助けてる対象がこんなこと言う!
(どんなコントや…。)
私も、根回し、フォロー、メール、一つ一つは小さいから、どれが原因とは言えなかった。
だから思い返した。
もしかしたら自分の段取りが下手なのかもしれない。
↑完全にマヒしてるww
毎日、毎日、この繰り返し。
被害者意識と罪悪感が満載で、他人を責めるオーラ、恨みの念が、毛穴から出てたと思います。
これがまさしく、前者の「1人で沈む」ってやつだったんだな。
だから思い返した。
もしかしたら自分の段取りが下手なのかもしれない。
↑完全にマヒしてるww
毎日、毎日、この繰り返し。
被害者意識と罪悪感が満載で、他人を責めるオーラ、恨みの念が、毛穴から出てたと思います。
これがまさしく、前者の「1人で沈む」ってやつだったんだな。
ただ、環境としては、私が組織ピラミッドの最下位だったから、私を助けてくれる人なんていなかった(と思ってた)。
だって私の仕事をコントロールするはずの上司が、私に全部投げて来てたし、相談しても「悩ましいところですねぇ」で終わり。
ずっと、「この仕事を誰かがやらねば」と思ってた。
で、誰もやらないなら自分がやらねばと泣く泣くやってた。
やらんで良かったんやで、それ。
私も断って良かってんで、それ。
断った後のことは上司が考えるんやから。
それが上司の仕事なんやから。
確かに私、その仕事単体をこなせる能力はある。
ピンポイントで見れば大したことはない。
けどキャパには限界がある。
そんな簡単なことに、気付いた時にはもう背負いすぎちゃって、降ろす場所がなかった。
ともかく、その時に一度キャパオーバーを心身ともに経験したので、異動後にまた同じような環境になった際には「逃げる」「泣く」ことを覚え(笑)
周囲からちょいちょい、助けの手も入ったので、前者に変身しようとした後者(次の上司)に沈められる事態は避けられました。
さらに異動した今の環境はみんな正直ベースの現実主義で、もう快適♡
今の私のキャパオーバー回避ワードは
「無理。」
でございます☆
「無理。」
でございます☆
倒れるまで動くことを想定しない。
あ。
前者もどきの上司ほど、部下にひたすら「諦めないでやってみてくれ」と言う気がします。
いつまでたっても、諦めさせてくれないんです。
それはかつての母と私の関係性をそのまま映した形。
前者が継続してやり続けてるってことには気付いてないからなんだろうな。
だからこそ、「無理」って言わないと倒れます。
前者後者どちらに限らず、「出来る」「出来ない」にこだわりすぎないこと、それに、断る勇気、手放す勇気は必要なんだと思います。
不幸の連鎖を終わらせて、また始める、その勇気。