いろんな分岐点を過ぎて、この人生を選んだ
流されたのかもしれない
元々、自信がなく卑屈で劣等感の強かった私は、今の運命でそれをいっそう強めるようになった
人間としての敗北
女としての敗北
第二次ベビーブームで産まれた私は、
大量生産のなか、ボツにならないまでも明らかに欠陥がある製品として作り出された
そしてその欠陥は、この人生この日々のなかで、ふいに私を惨めさのどん底に突き落とす
見えやしない誰かの頭の中を見ようとして、思い込みだけが沸き上がる
何かと比べて劣っている
何かと比べて出来が悪い
見えない誰かが私の頭の中で囁く
あの時も、あの時も、今この瞬間も、お前は粗悪品という烙印をおされているじゃないか
事実そうだろう
お前に優れたところなどあるのか?
まわりをよく見てみろ
あれもこれも、お前とは大違いだ
なんて素晴らしいんだ
誰だって優れたものを選ぶのは当然だろう
私は未だ立ち位置が分からず、みっともない姿でウロウロと生き恥を晒している
何度も終わりにしようと心に決めたのに、今日まで生きてしまった
力強く波打つ心臓は、今日も明日もその先も、汚い血を送り続けるだろう
価値のないこの身体が朽ちないように
朝も夜もいらない
お前に人並みなんて、なまいきなんだよ
No.1じゃなくて
オンリーワン?
No.1よりも、オンリーワンであることのほうが何倍も難しいのに