世紀のICカード遂にデビュー
ずいぶんと待たされたものでした。遂に、今日PASMOが運用を開始し今朝はJR・私鉄の各駅で行列ができました。
05年末に発表されたSuica・PASMOの共通利用可能化。
JRはオレンジカードまたはイオカード(後のSuicaイオカード)、私鉄はパスネット(過去は各社オリジナルプリペイドカード)、バスはバス共通カード。
最低でも3種類のカードが必要だったのが、1枚でまとめることができると言うのだからすばらしいものです。
西武鉄道では、パスネット未対応の西武多摩川線の各駅でもPASMOに対応していると言うことですので相当楽になります。
2社以内であれば乗り継ぎ定期券ができるのでそこも利点でしょう。おそらく会社線とJR線が多いのでしょうね。
Suicaが01年の11月ですから5年半弱で、ここまできた感じですね。
但し、PASMOの利用可能エリアはPASMOエリア全線と首都圏のSuicaエリアのみに限られてしまいます。
そのため、同じ私鉄であるPiTaPaエリアでは互換性がありません。
Suicaの場合はPiTaPaを除くPASMO・ICOCAすべてのエリアでは利用できるので現状では一番使いやすいカードは歴史的背景から見てもSuicaとなるでしょう。
なお、JR東海もTOICAというカードを発行しているが今後は新幹線のICカードで使えるサービスを開始する予定ですが、Suica・ICOCAとの相互利用は現在検討中とのことです。
Suica・PASMO・ICOCA・PiTaPa・TOICAがすべてのエリアで相互利用できればこれ以上のことはないがJR系・私鉄系2つくらいでまとまればいいのではないでしょうか…。