ブログを書き始めるにあたって、何を書くべきかということを、ずいぶん悩んだ。
何かを書く場、アウトプットする場を求めてブログを開設したはずなのに、具体的なトピックが出てこない。
いや、トピックはある。しかし、引っ込み思案の私が一大決心(大げさ)で始めたブログの書き出しに相応しいトピック(さらに大げさ)が、決まらない。
なので、先ずは自己紹介。自分というものの棚卸をしてみたい。
私という人間を構成する要素はいくつかある。
「本」
ビョーキ、と揶揄されるほどの活字中毒(だった)。乱読で偏向。
「映画」
好き嫌いが激しいが、歴史、ヒューマン、文学、恋愛、ミュージカルは一通り。
「骨董」
蒐集、というほど集めてはいないし、高価なものも買わない。しかし、古くから愛されているモノには不思議な魅力があると思っている。「ドキドキするものだけが美しい」が判断基準。
「音楽」
幼少期から、比較的高度な教育を受けた。自分の出す音に絶望してプロの道は選ばなかったので、今は聴く専門。オペラを筆頭に、オケ、声楽、器楽を楽しむ。
「家具」
単純に好き。しかし買わない(汗)。家のスペースも限られているし、好きな家具とライフスタイルが合致するとも限らない。その分、今の自宅に置いてあるものは、愛着が強い。
「ファッション」
個人的には「スタイル」と言い換えたい。自分が着るのが好きなのではなく、「装い」というものに興味がある。なので、古今東西和洋問わず、和服も洋服も民族衣装も。ちなみに、和服の着付けは男女とも可能。
「料理」
典型的な「男の料理」。あまりもので最上の美味を作り出す術は習得していない。英国文化から英国料理に傾倒して、トライ&エラー。Mary Berryと大原千鶴が心の師匠。
「茶道」
「ちゃどう」と読む流派で修行。ある事故のためにお稽古からは遠ざかったが、今でも心の中の大きな指針。一心に打ち込んだ結果、料理、菓子、掃除、設え、陶磁器、習字、生け花、古典漢文、織物、染色、等々の範囲で知識と実践を広く浅く。襖の向こうの人の動きを衣擦れの音で推し量る技術も習得。「渇きに茶を供える」が目標。
・・・・と、主なものだけでも、これだけある。
これらの要素は、これからブログを書き進めていけば自然に集合体としての私を伝えてくれることだろう。
自己紹介になっただろうか。なっていないかもしれない。
甚だ心もとないが、何はともあれ、皆さま、よろしくお願いいたします。